食品科学科
味噌あんを使った肉まんの製造
9月17日(金),1年生が「総合実習」で肉まんを製造しました。あんには,3年生が製造した味噌を使い味噌の風味がほのかに香る肉まんができました。生地の表面が少し固くなってしまったので今後,調整を行って寒くなる時期までに商品化を進めたいと計画しています。
製造した味噌を利用した調理実習
9月16日(木),3年生が「微生物利用」の授業で2月に仕込んだ味噌を使って豚汁を作りました。2月から約半年間発酵させた味噌は,麹の香りが香るおいしそうな味噌に仕上がりました。ダイスや麹の粒が残り,味噌の香りが立ちこめる美味しい豚汁ができました。味噌を仕込むときには,本当に出来るのかと半信半疑であった生徒たちもできあがった味噌を見て驚いていました。今後は,この味噌を使った新商品開発に取り組んで行きます。
栗の加工実習
9月8日(水),「郷土食材」の授業において職員の家で栽培しているクリの実の加工実習を行いました。湯がいて渋皮をむく作業でしたが,なかなかきれいに向けず苦戦していました。実習室には,ほのかにクリの匂いがただよい,秋を感じることができた実習でした。クリは,マロングラッセに加工し,今後の商品開発に活かしていきます。
県内食品製造企業見学
6月22日(火),3年生が県北部の食品製造企業の見学に行きました。鳴門市で古くから醤油や日本酒の製造販売を行っている,福寿醤油と松浦酒造,県内でも有数の菓子の製造販売を行っている,松茂町のハレルヤスイーツキッチンに伺いました。
普段,微生物利用の授業で学んでいた発酵を利用した食品の製造の実際を見学させていただいたことで生徒は,より身近なものとして学習することができました。
ハレルヤスイーツキッチンは,徳島県版HACCPの認証を得ている施設でHACCPの取り組みについても紹介いただきました。認証を目指す,生徒たちのモチベーションアップにつなげることができました。
梅の加工実習
食品科学科の先生が梅を持ってきてくださいました!
その梅を使って、梅ジャムの製造を行いました。梅を種と果実に分けて果実の部分を煮込みます。途中レモン果汁を入れることでゲル化が進みます。
製造室が梅のとても良い香りでいっぱいになり、製造が終わっても梅の匂いが体からしてきました。
梅は今が旬です。ジャム以外にも梅シロップなども仕込みました。完成が楽しみです。