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2017年7月の記事一覧

「食品ロス」・「地産地消」に関する試食会


     「食品ロス」・「地産地消」に関する試食会
  
    7月14日(金)に本校で小学校,幼稚園の先生にご参加いただき
 「食品ロス」・「地産地消」に関する試食会を開催しました。
   食品ロスに関しては,ホウレンソウフィナンシェをご試食いただきまし
 た。洋菓子店などで卵白が余り廃棄される事があることを聞きその卵白
 を使用したフィナンシェに県産のほうれん草を乾燥しパウダーにしたもの
 を合わせました。パウダーに加工することで保存期間も約1年と格段に
 長くなります。また,年間を通しても製造も可能で食品ロスにもつながり
 ます。
  地産地消に関しては,徳島の食材のみでつくったぶっかけ半田素麺
 です。これに,上勝町産の規格外の葉わさびをパウダーに加工した物
 をかけて食べていただき,徳島の海と山の豊かさを再認識してもらおう
 と考案しました。
    
    
    
  
   今後は,幼稚園や小学校に出向き私たちの取り組みを知ってもらい,
  「食品ロス」や「地産地消」に関心を持ち小さい頃から「エシカル消費」に
  取り組んでもらいたいと思っています。

   エシカル俳句③
    

田んぼの学校

城西高校のエシカル消費推進プロジェクトの一環として 7 5 日(水),お隣の加茂名南小学校の生徒を本校水田に招き,「田んぼの生き物調査」を行いました。参加したのは小学2年の110名。通路から思い思いに網を出して水中の生物を捕獲し,観察しました。

生物の捕まえ方や種類は, NPO 法人里山の風景をつくる会・中村隆宏先生ら3名の講師や本校植物活用科2年生9名が指導。調査ではカイエビやゲンゴロウ類の幼虫など,様々な生物が見つかり,小学生は「たくさん生き物がいて驚いた」「見たことがない虫がいた」と,水田がはぐくむ生物の豊かさを感じてくれたようでした。高校生スタッフも「小学生が元気でかわいかった」「教え方が難しかった」などと,異世代と交流することの新鮮さや,伝えることの難しさを感じ,よい経験になったようでした。

エシカル消費とは,社会・環境にやさしい消費活動のことです。今回の行事で,水田はお米だけではなく,たくさんの生物をはぐくむ場所でもあり,お米を食べることは,生物の暮らす場所を守ることにもつながるということを学んでくれたらと思います。