山岳

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県総体代替大会

 令和2年度県総体は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で,大幅に縮小された大会となりました。
 7月25日(土),会場は佐那河内村にある大川原高原を拠点とし,東の六郎山と西の高鉾山の2山を登るルートで大会が開催されました。 
 会場入りした時点で雨模様の厳しい状況でしたが,部員たちは最後まで歩き抜く事ができました。成績は読図審査(ルートに設置された目印の位置を地図に記す審査)で得点差を付けられ,残念ながら上位入賞はできませんでしたが,課題が見つかり次の大会に向けて意識が高まっています。
 

友内山練習登山

令和2年2月9日(日),つるぎ町にある友内(ともおつ)山へ練習登山に行ってきました。
当日は風なし雲なしの絶好の登山日和でしたが,気温が低かったので(山頂は-2℃でした)大汗をかかないようにゆっくりペースで木々の間から垣間見える景色を楽しみながら山頂をめざして歩くことができました。
下山後,無事下山に感謝し,登山口のある神社の落葉掃きをしてから次の山行の安全を祈願して帰りました。
    
 

大麻山初詣登山

 1月5日(日),令和2年最初の登山は鳴門市にある大麻山へ,初詣を兼ねて歩きに行きました。風もなく汗ばむ陽気で,いい景色を眺めながら楽しく歩くことができました。最後に大麻比古神社で今年1年の安全登山と好天に恵まれるよう祈願しました。
    

登山研修会

 12月15日(日),淡路島最高峰の諭鶴羽山にて県内の山岳部が集まる登山研修会に参加しました。紀伊水道に面した灘黒岩からスタートして諭鶴羽山頂を経由し諭鶴羽ダムへ下るコースを歩きました。
   
 山頂手前の諭鶴羽神社では,初の試みとなる「山飯コンテスト」が開催されました。各グループが様々な料理で競い合った結果,城西高校の「ガパオライス」が最多得票で優勝し,優勝賞品のガスボンベをいただきました。山頂からの眺望もよく,美味しいご飯も食べる事ができ,楽しい登山となりました。
 

山岳部体験登山

 11月30日(土),旭ヶ丸,高鉾山にて体験入部登山を実施しました。当初は山登りに興味を持ってくれた1年生女子2名とともに,剣山へ山行の予定でしたが,寒波到来により剣山系は積雪のため断念し今回の山行となりました。
    
 登山口のある大川原高原に到着するとガスで視界ゼロ状態でしたが,晴れるのを1時間ほど待ってスタートしました。途中,雪の積もった遠くの山々を眺めながら,山岳部でも初体験の急登を初心者2名も登りきり,山頂で美味しいご飯を食べました。帰りは展望台で記念撮影し,楽しかった,入部も検討してくれるという事でしたので,今回の体験登山は成功!来年も実施したいと思います。
 

令和元年度新人登山大会

 11月16,17日の2日間,阿南光高校を幕営地にして鍛冶ヶ峰・津乃峰山で開催された徳島県高等学校新人登山大会に出場しました。今大会の目標は,「練習してきたことを焦らずきっちりやる」「成績は5位以内」でした。
   
 初日はテント設営,知識審査,など,2日目は体力,読図審査などでした。テント設営では20以上のグループがある中で,最も早く設営できました。また,登山行動では往路を2位,復路を4位でゴールし,成長の兆しの見えた大会となりました。ただ,知識審査などはまだまだ不十分で,総合成績は8位でしたが,来年度の総合体育大会への課題を確認できた意義ある大会となりました。次は目標が達成できるよう頑張ります。
  

進路決定お祝い登山

 11月2,3日,卒業後の進路が決定した3年生とともに1泊登山へ。
     
 初日は標高1000mにある中尾山高原キャンプ場でテント泊しました。昼は快晴で暖かかったのですが,夜は放射冷却で気温は一気に下がりました。しかし,夕食にはご飯を炊き,具だくさんの鍋でしっかり体を温め,防寒対策も万全でよく眠れたようでした。写真にはありませんが,夜は満天の星空で流れ星も見ることができました。
   
   
 次の日,見ノ越駐車場から紅葉を楽しみながら次郎笈山頂へ。続いて美しい稜線を歩き,剣山で昼食の予定でしたが山頂は強風とガスで覆われてしまい,そのまま下山することになりました。天候は少し残念でしたが,部員たちは1泊2日を十分に楽しんでくれたようです。3年生には卒業後も生涯スポーツとして登山を楽しんでほしいと思います。

山岳部について

 山岳部とは、その名のとおり山を登る部活動です。そして、仲間とともにアウトドアの知識・技術を学べることも魅力です。

 活動は平日、西部公園 や眉山を拠点として、山を登るだけでなくランニングや筋力トレーニングといった体力づくりを中心に活動しています。また、休日には剣山山系を中心に、県内各地の山域で活動しています。活動内容については,メニューから「活動の記録」を閲覧してください。



<山岳競技とは>
 高校生が行う山岳競技の最高峰は全国高校総合体育大会です。6月に県高校総体があり,優勝したチームが8月におこなわれる全国大会に出場できます。また県内の競技会としては,9月に選手権大会,そして11月は新人大会があります。

 登山競技では自然の山を歩きます。制限時間内に登頂するだけではなく、山域や気象、医療についての知識や読図力など、バランスのとれた力が求められます。

   


 山岳部は、高校から始められる部活動です。自然を感じ、あるいは自分の限界に挑戦するには最高の部活動です。また、高校からのスタートということもあり、頑張ればインターハイに出場できる可能性も十分にあります。今までの先輩方も優秀な成績をおさめることができ、県内大手企業へ就職したり、国公立大学や私立大学、専門学校へ進学したりと、卒業後も活躍しています。充実した高校生活を送りたいと思っているあなた、ぜひ城西高校山岳部へ入部しましょう!

 

夏休み,三嶺練習登山!

 7月28日(日),夏休みに入り最初の登山として,徳島県・高知県の県境に位置する三嶺へ行ってきました。
先週,梅雨明けが発表されたので,気温が上がり晴れ渡る夏空の下で日頃のトレーニングの成果を試そう!と気合いを入れていましたが,あいにく(生徒にとってはラッキーの!?)曇り空でした。
   
 
しかし登山口から気温・湿度ともに高く,急坂に息が上がって汗だくの登山となりました。それでも約2時間半かけて三嶺ヒュッテに到達しましたが,やはり周囲の山々は雲に覆われ,ご褒美の山頂からの絶景も見ることはできませんでした。ですが,三嶺のシンボルともいえるミヤマクマザサに囲まれた池を目の当たりにでき,感動もひとしおでした。 
 
   

  
この夏休み中しっかり体力を高めて,秋にまた挑戦したいと思います。

徳島県高校総体2019

6月1日(土)から3日(月)にかけて,県総体に出場しました。

      
   1日目はつるぎ高校体育館にて開会式の後,まずグラウンドでテント設営審査に臨みました。規定時間内(10分間)にメンバー4人で協力し合って,手際よく完成させることができるかが審査されます。ペグを打ったり,張り綱を均等な力で張るかなど,練習の成果が発揮できました。
 
 次に知識審査に挑みました。自然観察,気象,医療,天気図作成の4分野を1人1つ担当し,安全登山のために必要な知識が試されます。そして最後に炊事審査です。安全かつ衛生的に炊事できているかが審査されます。毎年,城西高校の夕食はメニューに工夫を凝らすので,他校の先生方から注目されています。今年はペペロンチーノとポトフを作りました。味は・・・選手たちの笑顔から想像してください。
以上で1日目を終え,テントで朝まで就寝です。
 

 2日目は,4時起床,朝食作り,テント撤収してバスに乗り込み,見ノ越駐車場へ移動します。そして,見ノ越駐車場~剣山山頂~次郎笈山頂~丸石山頂~かずら橋駐車場~名頃小学校という行程を歩きました。惜しくも制限時間に届きませんでしたが,急なアップダウンあり,約12キロの雨中の登山を選手たちは歩きとおしました。
 

 

 3日目は,夫婦池駐車場から塔丸山頂をピストンしました。昨日の雨も上がり,好天の中を隊行動で歩きました。
     

 大会の成績は「8位」でしたが,2泊3日の大会を終え,選手たちは充実感で一杯でした。3年生はこれで引退となりますが,次は新チームで上位を狙います!