JRC
11/17(日)青少年赤十字協議会秋季学習会について
今回の学習会は、徳島駅前「とくぎんトモ二プラザ」、アミコビル3階「赤十字血液センター」を拠点に、久しぶりに対面式で実施しました。本校からは部長をはじめ3名の部員が参加しました。
主なテーマは青少年赤十字の実践目標「健康・安全」を目指し、「献血」の実際について学びました。
徳島県内で活動するJRC部員9校27名が集まり、グループワークを通して、献血の普及・啓発について考え、広報ポスターを作った後、徳島駅前で献血の呼びかけを実施しました。
私達が考えていた以上に、献血協力者の減少は深刻でした。事故などによる緊急手術で使われる輸血は思ったよりも少なく、むしろ全体の輸血量の8割がガンなどの治療のため継続して使われていることを知りました。
また、血液の消費期限は短くて4日間であるため、徳島県だけで毎日70名分の献血が必要とされています。
献血された血液の製品化は、中四国の拠点である広島で行われていますが、徳島県の献血数は全国ワースト2位です。
献血に参加できる条件は、16歳以上、体重50キロ以上~65歳までという制限がありますが、もっと普及する必要があると実感しました。
グループワークでは、参加者27名をランダムに4つのグループに分け、協力して広報ポスターを作りました。
限られた製作時間でしたが、うまく出来たと思います。
その後、献血ルームでの利用者様への接遇と徳島駅前やアミコ立体駐車場付近で献血の呼びかけを行いました。
私達がお配りした広報用のチラシを握りしめて、献血ルームを訪れて下さる方も沢山いました。
私達の活動が、役に立つんだ!という実感がわいた貴重な体験でした。
6月22日(土)青少年赤十字協議会 オンライン春季学習会について
新入生を迎えてから、初めて県内JRC部員が集う学習会に参加しました。今回はオンライン学習会となりました。
主な学習内容は、以下の4つです。
1 赤十字社について
赤十字社の成り立ちや、様々な活動について歴史背景を知りながら詳しく学びました。
2 青少年赤十字について
青少年赤十字活動の際に必要となる「気づき・考え・実行する」という態度目標を学びました。
3 各学校の活動紹介について
学習会に参加した8校のメンバーが、互いに特色ある活動を紹介しあいました。
どの学校も、工夫しながら地道な活動を続けている事を知り、刺激を受けました。
4 防災学習
災害発生時を想定した行動と、日本赤十字社による能登地震への災害救援派遣の様子を学びました。
本学習会の講師先生は、日本赤十字社徳島県支部から派遣され能登半島で活動した方でしたので、
被災地での活動の様子や、災害が起こった場合に必要な支援について詳しく知ることが出来ました。
午前中の4時間という短時間の活動でしたが、大変充実していました。
自分たちに出来る活動を考え、工夫していきたいと改めて思いました。
JRC 一円玉募金について
今年度は、3名の新入部員を迎え、総勢5名で活動を始動しました。
新入部員を交えての最初の活動は、毎週水曜日の朝8:20より、生徒昇降口で実施している
一円玉募金の呼びかけでした。 なかなか大きな声が出せず、緊張している様子でしたが、
募金に協力してくれる人がいることに勇気づけられました。
昨年度の募金を集計したところ、2,651円となりました。
今年度も引き続き活動を続けていきますので、生徒の皆さんも出来るときに少しずつでかまいませんので、
温かいご協力をよろしくお願いします。
プラキャップ回収も継続します。教室掲示のポスターを参考に、こちらもよろしくお願いします。
【JRC部】令和5年度秋季学習会「海外青少年赤十字メンバーWelcomeParty」へ参加しました
11月19日(日)日本赤十字社徳島県支部で行われた「海外青少年赤十字メンバーWelcomeParty」に参加しました。
参加7校のうち本校は部長1名が参加し、城西JRCの活動や海外メンバーに紹介する日本文化についてプレゼンテーションを行いました。
海外メンバーはベトナムJRCで活動する同世代のメンバーのキエンさんとジャンさんをお迎えしました。
英語だけを使った交流活動は初めてだったこともあり、参加者全員が緊張している中で、最初のレクリエーションで「バースデーリング」をつくったり、自己紹介を兼ねた「ネームボールパス」を通じて、少しずつお互いの距離が縮まりました。
活動中に微弱な地震が発生する中、日本赤十字社スタッフの方のご協力を得て、災害時の非常食作りとしての「ハイゼックス」を使った米飯の炊き出しを体験しました。以前からハイゼックス体験をしたこともあった部長は、手際よく炊き出しに取り組んでいました。
「ハイゼックス」が炊き上がるまでの時間で、JRC活動と日本文化について各学校5分程度で発表を行いました。
部長は、JRC活動とあわ藍の紹介をし、拍手を受けていました。
英語のプレゼンテーションについては、日々猛練習を重ねて本番に挑んだので、ほっとしました。
活動の最後に、日本の文化でもある「折り紙」で参加者全員で「折り鶴」を織り、別れを惜しみながら会を終えました。
ボランティアや国際協力、交流に興味のある皆さん、ぜひご参加よろしくお願いします!
【JRC部】「ペットボトルキャップ回収」ありがとうございました。
今年度1年間で回収したペットボトルキャップ(エコキャップ)を、日本赤十字社徳島県支部に寄贈しました。
45Lゴミ袋10袋分を回収することができました。
回収したエコキャップは、日本赤十字社を通じて、発展途上国の子供たちの支援に充てられます。
具体的には、接種をすることで予防できるポリオなどの疾病むけのワクチン寄贈や各種医療支援活動に役立ちます。
エコキャップを回収することで、ゴミの処分費用を削減でき、温暖化の原因となるCO²の発生を抑える効果も期待できます。
皆さんの身近にあるものから気軽に参加できる「ボランティア」です。
1年間ありがとうございました!
来年度もさらなるご支援、ご協力をよろしくお願いします。
令和4年度徳島県高等学校青少年赤十字協議会冬季学習会(鳴門市ドイツ館)
4年ぶりに「対面式」で開催された「青少年赤十字冬季学習会(鳴門市ドイツ館)」に部長、副部長が参加しました。
今回の学習会には、本校を含めて7校28名の高校生メンバーが参加しました。初めて出会う他校メンバーとのアイスブレイクは、最初ぎこちないものでしたが、活動が進むにつれて和やかな雰囲気になりました。
学習1は、「赤十字と国際人道法」についての講義を受けながら、他校生と活動紹介をし合いました。160年前に赤十字社を組織したアンリー・デュナンの活動を確認しながら、戦時国際法と捕虜に対する取り扱いを考えました。
学習会会場の「鳴門市ドイツ館」は、第一次世界大戦で日本と戦ったドイツ兵が俘虜(ふりょ)として収容された「板東俘虜収容所」を記念して建てられた施設です。捕虜に対する人道的な取り扱いが行われ、ベートーヴェンの交響曲第九「合唱付き」をアジアで初めて上演したことで有名です。
また、学習1の後半では「奇蹟の収容所」といわれた板東俘虜収容所と「ドイツさん」を支えた地域住民との心温まる交流や、松江豊久所長の活動を紹介する「ばんどうのコスモス」という紙芝居を赤十字賛助奉仕団の井本先生からご講話いただきました。手作りの紙芝居と優しい語りに、とても感動しました。
学習2は、ドイツ館2階の史料室を見学し、当時の国際関係や歴史背景などを館長先生から詳しくご説明いただきました。展示されている多色印刷された印刷物を見て、その技術力の高さに驚きました。
学習3は、実際に収容所が建っていた跡地の鳴門市ドイツ村公園へ移動し、フィールドワークをしました。板東で亡くなり帰国がかなわなかったドイツ兵俘虜を祀る慰霊塔を見学し、ドイツ兵の墓をボランティアで清掃し続けた「高橋さん」の活動を詳しく学びました。この活動をきっかけに、鳴門市とドイツのリューネブルク市が姉妹都市として交流し始めたことも印象的でした。
ウクライナ戦争が続いている今こそ、「人道」の精神の大切さを、地域が誇る歴史から学びとることができました。
自分たちにできることを「気づき」「考え」「実行する」精神を大切に、今後もJRC活動を続けたいと思いを新たにしました。
JRC部「一円玉募金」活動
JRC部は現在、3年生2名、2年生4名の合計6名で活動しています。
現在の活動内容は、毎週水曜日の朝、1円玉募金の呼びかけと毎週木曜日の放課後、学校周辺や校内外の清掃活動を続けています。またペットボトルキャップの回収を継続中です。校内外や学校周辺を見て回るとキャップが付いたままのペットボトルが捨てられている事も多く、キャップを外して分別するなど地道な活動を続けています。
現在の3年生は、コロナ禍により活動の制約が多くありましたが、今年度は徳島県高等学校青少年赤十字協議会の学習会に参加し、他校生と交流するなど、活動の幅を広げています。
JRC部
JRC部は現在、3年生2名、2年生4名、1年生8名の合計14名で活動しています。
「青少年赤十字」の態度目標である「気づき」「考え」「実行する」を盛り込んだ活動内容にするため、部員全員で「今必要な活動」を相談しあい、計画しています。
現在の活動内容は、毎週木曜日の放課後、学校周辺や校内外の清掃活動やペットボトルキャップの回収を通じて得た収益を募金する活動を行っています。校内外や学校周辺を見て回るとキャップが付いたままのペットボトルが捨てられている事も多く、キャップを外して分別するなど地道な活動を続けています。
今年度は部員も増えたので、今後徳島県高等学校青少年赤十字協議会の活動にも参加するなど、活動の幅を広げようと思います。