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エシカル消費

エコプロ2017

 
    エコプロ2017

   今年も,12月7日(木)~9日(土)に東京ビックサイトで開催された,
 国内最大級の環境イベント「エコプロダクツ2017」に出展しました。
  昨年度に続き2度目の出展となりました。3日間の来場者数が約16万人
 と非常に多く,私達の取り組みを発信する絶好の機会となっています。
  また,企業の環境に対する取り組みや,NPO法人や3R(リデュース・    
 リユース・リサイクル)に関する協議会などの取り組みなどについて学習する
 機会ともなり非常に参考になりました。

 
       

        

耕心祭(エシカル消費展)


   耕心祭(エシカル消費展)
  
   12月2日(土)に本校の学校祭「耕心祭」が開催されました。
  天候にも恵まれ多くの方にご来場いただきました。
   私達も,エシカルについてまとめた展示や夏季休業中の実践報告,
  児童労働に関する募金活動,フェアトレードチョコレートの販売,マ
  イバッグキャンペーンなどを行いました。
   また,とくしま障害者授産施設協議会の方々にも各施設の製造品や
  加工品の販売を行っていただきました。


      
      
      
        
  
       

                        

   多くの方々にご協力いただきました募金とフェアトレードチョコレート
 の利益は,NPO法人ACEを通じてチャイルドフレンドリー募金,
 ガーナのカカオ生産地域の子供たちを支援するための募金とさせていただき
 ます。本当にありがとうございました。

四国はひとつ・消費者市民社会創造フォーラムに参加しました

2017年11月7日(火)香川県高松市サンポートホール高松において
「四国はひとつ・消費者市民社会創造フォーラムin香川」が開催されました。

食品科学科より2名,総合学科より6名の生徒が参加をしました。

基調講演としてエシカル・ペネロープ株式会社 代表取締役原田さとみさんの講演が
行われ,名古屋でのフェアトレードタウン運動の取り組みなどを聞かせていただきました。生徒たちも,フェアトレード商品や,エシカルファッションなどに興味が
わいたようでした。

次に,東京都市大学名誉教授 中原 秀樹先生と鳴門教育大学大学院准教授の坂本 有芳先生からエシカルニュースとして,四国のエシカル活動などが紹介されました。
バイオマスとして香川県の廃棄うどんから,メタンガスを発生させ発電することができるという話題には生徒たちも驚いた様子でした。

そして,高松市消費者団体連絡協議会より橋田 行子 会長 より高松市民の取り組み
として生ゴミ0運動について紹介がありました。

最後に消費者行政新未来創造オフィスの取組紹介が,日下部 英樹 消費者庁参事官
よりありました。

身近な事例を中心に多くのことを知ることができ,これからの学習に生かして
いけると思いました。関係の方々にはこの場を借りてお礼申し上げます。

     

「食品ロス」・「地産地消」に関する試食会


     「食品ロス」・「地産地消」に関する試食会
  
    7月14日(金)に本校で小学校,幼稚園の先生にご参加いただき
 「食品ロス」・「地産地消」に関する試食会を開催しました。
   食品ロスに関しては,ホウレンソウフィナンシェをご試食いただきまし
 た。洋菓子店などで卵白が余り廃棄される事があることを聞きその卵白
 を使用したフィナンシェに県産のほうれん草を乾燥しパウダーにしたもの
 を合わせました。パウダーに加工することで保存期間も約1年と格段に
 長くなります。また,年間を通しても製造も可能で食品ロスにもつながり
 ます。
  地産地消に関しては,徳島の食材のみでつくったぶっかけ半田素麺
 です。これに,上勝町産の規格外の葉わさびをパウダーに加工した物
 をかけて食べていただき,徳島の海と山の豊かさを再認識してもらおう
 と考案しました。
    
    
    
  
   今後は,幼稚園や小学校に出向き私たちの取り組みを知ってもらい,
  「食品ロス」や「地産地消」に関心を持ち小さい頃から「エシカル消費」に
  取り組んでもらいたいと思っています。

   エシカル俳句③
    

田んぼの学校

城西高校のエシカル消費推進プロジェクトの一環として 7 5 日(水),お隣の加茂名南小学校の生徒を本校水田に招き,「田んぼの生き物調査」を行いました。参加したのは小学2年の110名。通路から思い思いに網を出して水中の生物を捕獲し,観察しました。

生物の捕まえ方や種類は, NPO 法人里山の風景をつくる会・中村隆宏先生ら3名の講師や本校植物活用科2年生9名が指導。調査ではカイエビやゲンゴロウ類の幼虫など,様々な生物が見つかり,小学生は「たくさん生き物がいて驚いた」「見たことがない虫がいた」と,水田がはぐくむ生物の豊かさを感じてくれたようでした。高校生スタッフも「小学生が元気でかわいかった」「教え方が難しかった」などと,異世代と交流することの新鮮さや,伝えることの難しさを感じ,よい経験になったようでした。

エシカル消費とは,社会・環境にやさしい消費活動のことです。今回の行事で,水田はお米だけではなく,たくさんの生物をはぐくむ場所でもあり,お米を食べることは,生物の暮らす場所を守ることにもつながるということを学んでくれたらと思います。