活動内容

阿波藍専攻班近況報告

海上自衛隊徳島教育航空群の基地祭で藍染め体験!

 このほど、海上自衛隊徳島教育航空群で開催された「開隊63周年行事」に参加させていただきました。新型コロナウイルス感染拡大規模を縮小しての開催でしたが、藍染め体験ブースは全国各地からお越しの隊員のご家族の笑顔であふれました。

 私たちの日頃の学習活動を、広く発信できた有意義な一日となりました。

 

 

 

 

寝せ込み順調です!(阿波藍)

 天然染料すくもの製造を意味する「寝せ込み」。

 5日~7日ごとに行う「切り返し(打ち水と撹拌)」は5回を終え、発酵温度は70℃の大台を超えました。

 いよいよ本格的な発酵に突入といったところです。

 寒くても「寝床」と呼ばれる土間の上では素足での実習です。発酵の熱やアンモニア臭を直に感じながら、伝統の技術習得に汗を流しています。

 

 

 

海上自衛隊徳島教育航空群より感謝状を頂きました!

 このほど、本藍染め体験やオリジナルグッズの製作などで連携や交流を行っている海上自衛隊徳島教育航空群より感謝状を頂きました。

 11月1日が「自衛隊記念日」であることから、徳島教育航空群で開催された式典に出席させていただきました。

 2年生の阿波藍専攻生2名は、完成したばかりの本藍染めオリジナルグッズを隊員の方へお渡しする機会を得ました。すごく緊張していたようで、マスク越しに引きつった笑顔が分かりました。

 今後もこのご縁を大切にし、連携と交流を継続していきます。

 

 

 

第72回日本学校農業クラブ全国大会(阿波藍)

 このほど、兵庫県で開催された第77回日本学校農業クラブ全国大会。3年生の阿波藍専攻班5名は、プロジェクト発表会分野Ⅲ類に四国ブロック代表として出場しました。

 四国大会終了後、全国大会に向けて休日返上で練習に取り組んできましたが、残念ながら入賞には至りませんでした。

 全国9ブロックの代表の発表から、大きな刺激を受けて帰ってきました。

 出場しなければ感じることのできない緊張感や達成感は、人生の宝物になったようです。

 「全国大会入賞は後輩へ託す!」今後も、阿波藍の伝統を次代へつなぐ取組を継続します。

 

 

 

 

 

1回目切り返し(阿波藍専攻班)

 10月13日(水)にスタートした今年の「寝せ込み(天然染料すくもの製造)」ですが、本日、1回目の「切り返し(打ち水と撹拌)」を行いました。

 順調に発酵している様子で、発酵温度は57℃を超えてきました。

 2年生の阿波藍専攻生は、発酵熱を直に感じながら手際よく実習を進めました。

 打ち水の加減や、葉藍の塊を細かく砕くなど専門的な技術習得の道のりは、果てしなく遠い感じがしました。

 

 

 

 

染料「すくも」の製造を開始!

 本日、「寝せ込み」(染料の製造)をスタートさせました。

 今年は、マツシゲート(板野郡松茂町)で収穫された葉藍も一緒に寝せ込むこととなり、松茂町からチャレンジ課と地域おこし協力隊の皆さんが参加してくださいました。

 6月下旬に収穫した1番刈りの葉藍に水を打ち、十分に撹拌した後に整形して寝かせました。

 2年生の阿波藍専攻生も慣れない手つきで実習に取り組みましたが、本日からの約2ヶ月間は染料の善し悪しに関わる緊張の日々となります。

 

 

 

トイレの本藍染め暖簾を新調

 5年前から、校内10カ所の生徒用トイレに設置してきた「本藍染め暖簾」。このほど、全ての暖簾を新調し気分を一新しました。

 本校ならではの風景です。植物活用科の生徒が、心を込めて染色しました。

 以前の暖簾も染め直しを行い、長く使用していきます。

 

 

 

 

海上自衛隊徳島教育航空群とのコラボレーション!(阿波藍)

 このほど、海上自衛隊徳島教育航空群より「本藍染めの群オリジナルグッズを製作して欲しい!」との依頼を受け、只今、丁寧な手仕事を進めています。

 オリジナルグッズ(マフラータオル、タオルハンカチ、マスク)は、徳島教育航空群の皆さんがご使用になるということで、徳島で任務に当たられた記念としてご愛用いただければ大変有り難いです。

 今後も、徳島教育航空群の皆さんとの交流を継続し、オリジナルグッズの一般販売も模索したいと考えています。

 

 

2番刈りと藍粉成し(阿波藍)

 待ちに待った今年の2番刈りと藍粉成しですが、本日ようやく終了することができました。

 2,000㎡分のタデアイの収穫と、葉と茎とを分ける「藍粉成し」とをたった1日で完了することができ、生徒もタデアイに負けずたくましく成長していることを確認できました。

 藍粉成しで分けられた茎は、一冬で堆肥にし翌春に藍畑へ投入します。

 

 

 

 

 

四国ブロック代表に!(阿波藍専攻班)

第72回日本学校農業クラブ四国大会(令和3年度高知大会) 

プロジェクト発表会 分野Ⅲ類(ヒューマンサービス) 最優秀賞受賞!

城西発!次代へつなぐJAPAN BLUE!第12章

~阿波藍伝統技法の継承と広がる連携の輪~

 

 

 プロジェクト発表会 分野Ⅲ類に徳島県代表として出場した3年生阿波藍専攻班は、夏休み返上で発表の練習に取り組んできましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、活動記録簿の審査と、発表の様子を録画したDVDの審査となりました。

 その結果、プロジェクト発表会では徳島県勢として5年ぶりとなる全国大会出場の切符を手にすることができました。ちなみに、5年前に出場したのも阿波藍専攻班の先輩たちでした。

 10月下旬に兵庫県での開催が予定されている全国大会ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が心配されます。

 いずれにせよ、今できる事に精一杯向き合い、着々と準備を進めていきます。

スポーツと伝統文化の融合(阿波藍)

 このほど、徳島市体育振興公社より職員の皆さんが来校し、職場で着用するTシャツを本藍染めされました。

 市体育振興公社では、スポーツ教室に参加される方に郷土の伝統文化にも触れていただく機会を創出したいとのことで、まずは職員の皆さんがオリジナルTシャツを着用し機運を盛り上げていくそうです。

 素晴らしい企画に協力できることに感謝しかありません。 

 

マツシゲ藍の収穫と藍粉成し

 このほど、板野郡松茂町の交流拠点施設「matsushigate(マツシゲート)」の藍畑で栽培されたタデアイを収穫し、本校で藍粉成し(葉と茎とを分ける工程)を行いました。

 5月に定植した小さな苗は、地域おこし協力隊員の愛情を受けて立派に生育していました。藍粉成しには松茂町職員や地域おこし協力隊員も参加し、本校生徒と協働していただきました。

 「マツシゲ藍」の実現に向け、一歩ずつ確実に前進しています。

 

 

 

マルシェで「たたき染め」

令和3年8月8日(日)

 この日、板野郡松茂町の多目的交流施設「matsushigate(マツシゲート)」で開催された「まつしげマルシェ」に参加させていただきました。

 matsushigateの藍畑で収穫したタデアイの生葉を使い「たたき染め」のイベントを行いました。

 この日も猛暑日となりましたが、予想を上回るお客様に体験していただくことができました。

 今後も松茂町との連携を継続し、一人でも多くの方に「藍の魅力」を感じていただけるよう努めます。

 

 

 

文部科学大臣政務官が本藍染め体験

 このほど、鰐淵 洋子 文部科学大臣政務官が来校し、植物活用科阿波藍専攻班の取組を視察されました。

 阿波藍の6次産業化や、エシカルファッションの企業との連携に取り組んでいることなどを紹介すると強い関心を寄せていただき、今後の活動へのエールをいただきました。

 限られた時間の中で、政務官のお人柄に直に触れることができた専攻生は、目を輝かせながら今後の取組の更なる発展を誓っていました。

 

 

 

コロナ終息を願って本藍染めの「のぼり」を奉納

 このほど、快(こころよし)神社(徳島市南佐古七番町)へ、医療関係者への感謝とコロナウイルスの終息を願い、本藍染めの幟を奉納させていただきました。

 2月に染色させていただいた幟は、風雨や日光にさらされ色抜けが激しかったので染め直しさせていただくこととしました。

 帰り際にオリジナルの「御朱印」をいただき上機嫌の専攻生でした。

 

 

 

 

内閣府特命担当大臣が来校

 このほど、消費者教育の現場視察のため 井上 信治 内閣府特命担当大臣が来校されました。

 3年生の阿波藍専攻生5名は、先輩から引き継いだ6次産業化の学習の様子を説明し、その後、大臣の本藍染め体験をお手伝いさせていただきました。

 何度も練習を重ねた甲斐があり、スムーズに進行でき、大臣にも本藍染めを楽しんでいただくことができました。

 貴重な経験ができた5人は、少し度胸が付いたようです。

 

 

 

とくしまマルシェ ~藍フェア~

 令和3年6月27日(日)

 

 7月の「とくしま藍推進月間」を前に、とくしまマルシェの一角で「藍フェア」が開催され、本校阿波藍専攻班は本藍染め製品や食藍洋菓子の販売を行いました。

 心配された天気も持ち直し、多くの来場者で賑わいました。

 対面販売を経験できた生徒は、「お客様と接することが、こんなにも楽しい事だとは思わなかった!」と感激した様子でした。

 じかにお客様と接することで、私たちも製品もブラッシュアップできることを感じた一日となりました。

 

 

 

 

本藍染め体験にご満悦

 令和3年6月26日(土)

 

 このほど、海上自衛隊徳島教育航空群 町島群指令をはじめ5名の海上自衛隊関係者が本藍染め体験を楽しまれました。

 徳島の伝統文化である「阿波藍」に強い関心を待たれている町島群指令は、ご自身のYシャツを納得の色味に染色されご満悦の様子でした。

 県外出身の皆様が、徳島の伝統文化に触れる時間に本校を選んでいただいたことは大変光栄なことです。

 今後も、この貴重なつながりを大切にしていきます。

 

 

 

 

 

1番刈り・藍粉成し

 梅雨空の合間を狙い6月21日(月)と22日(火)の2日間、1番刈りと藍粉成しを行いました。

 除草実習を丁寧に行ってきたことが功を奏し、藍粉成し(葉と茎とに分ける工程)も順調に進みました。

 十分に乾燥させた葉は「葉藍」と呼ばれ、染料すくもの原料となります。10月にスタートする染料の製造「寝せ込み」まで、通気性のある袋に入れて貯蔵します。

 9月上旬には2番刈りを予定していますが、それまで除草や追肥を行い良質のタデアイの栽培を継続します。

 

 

 

 

matsushigate藍畑スタート!

 このほど、板野郡松茂町にオープンした交流拠点施設「matsushigate(マツシゲート)」に藍畑が併設され、本校植物活用科の阿波藍専攻生2年生6名がタデアイ苗の定植に参加しました。松茂町チャレンジ課の皆さんをはじめ松茂中学校2年生5名らとも一緒に作業を進め、楽しい雰囲気の中で交流できました。

 明治時代中期には藍産業で財を成した松茂町は、昨年度からSDGs推進事業に取り組んでおり、その一環事業として今年度からタデアイの栽培に取り組むこととなりました。本校阿波藍専攻班は、タデアイの栽培から天然染料「すくも」の製造までを協働することとなっており、日頃の学習の成果を活かすことのできる絶好の機会としてとらえています。