阿波藍専攻班近況報告
マツシゲ藍の収穫と藍粉成し
このほど、板野郡松茂町の交流拠点施設「matsushigate(マツシゲート)」の藍畑で栽培されたタデアイを収穫し、本校で藍粉成し(葉と茎とを分ける工程)を行いました。
5月に定植した小さな苗は、地域おこし協力隊員の愛情を受けて立派に生育していました。藍粉成しには松茂町職員や地域おこし協力隊員も参加し、本校生徒と協働していただきました。
「マツシゲ藍」の実現に向け、一歩ずつ確実に前進しています。
マルシェで「たたき染め」
令和3年8月8日(日)
この日、板野郡松茂町の多目的交流施設「matsushigate(マツシゲート)」で開催された「まつしげマルシェ」に参加させていただきました。
matsushigateの藍畑で収穫したタデアイの生葉を使い「たたき染め」のイベントを行いました。
この日も猛暑日となりましたが、予想を上回るお客様に体験していただくことができました。
今後も松茂町との連携を継続し、一人でも多くの方に「藍の魅力」を感じていただけるよう努めます。
文部科学大臣政務官が本藍染め体験
このほど、鰐淵 洋子 文部科学大臣政務官が来校し、植物活用科阿波藍専攻班の取組を視察されました。
阿波藍の6次産業化や、エシカルファッションの企業との連携に取り組んでいることなどを紹介すると強い関心を寄せていただき、今後の活動へのエールをいただきました。
限られた時間の中で、政務官のお人柄に直に触れることができた専攻生は、目を輝かせながら今後の取組の更なる発展を誓っていました。
コロナ終息を願って本藍染めの「のぼり」を奉納
このほど、快(こころよし)神社(徳島市南佐古七番町)へ、医療関係者への感謝とコロナウイルスの終息を願い、本藍染めの幟を奉納させていただきました。
2月に染色させていただいた幟は、風雨や日光にさらされ色抜けが激しかったので染め直しさせていただくこととしました。
帰り際にオリジナルの「御朱印」をいただき上機嫌の専攻生でした。
内閣府特命担当大臣が来校
このほど、消費者教育の現場視察のため 井上 信治 内閣府特命担当大臣が来校されました。
3年生の阿波藍専攻生5名は、先輩から引き継いだ6次産業化の学習の様子を説明し、その後、大臣の本藍染め体験をお手伝いさせていただきました。
何度も練習を重ねた甲斐があり、スムーズに進行でき、大臣にも本藍染めを楽しんでいただくことができました。
貴重な経験ができた5人は、少し度胸が付いたようです。