阿波藍専攻班近況報告
マスク生地の染色に追われる日々
今や、新しい生活様式には必須アイテムとなった「マスク」。阿波藍専攻班には、県内外からマスク生地の染色依頼が寄せられており、専攻生徒は染色実習に忙しい日々を送っています。
決して焦らず、染色液の状態を考慮しながら丁寧に進めることとしています。
タデアイ苗の定植
4月2日(金)・3日(土)の2日間、タデアイ苗を藍畑(2,000㎡)へ定植しました。
約6,500株もの苗の定植でしたが、阿波藍専攻生が協力して丁寧に実習を進めました。
今後は、かん水、除草、土寄せ、追肥などの栽培管理作業に追われる日々です。
四国ESDフォーラム2021(阿波藍)
このほど、四国地域におけるESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)の実践事例の紹介や意見交換を行うフォーラムに、2年生の阿波藍専攻生4名がオンライン(Zoom)で参加させていただきました。
最初は、「ESD」や「SDGs」など日頃は聞き慣れない言葉に戸惑いもあったようですが、多くの実践事例の発表や意見交換をとおして、自分たちが行っている阿波藍に関する学習がその理念に叶っていることを理解し、より強い自信と誇りにつながったようでした。
本校の事例発表にも多くの関心が寄せられ、今後の活動への参考となるご意見もいただくなど、大変充実した一日となりました。
タデアイが発芽しはじめました!
10日前に種まきを行ったタデアイですが、発芽がはじまり育苗ハウス内が賑やかになってきました。
4月上旬に予定している藍畑への定植までの間、丈夫な苗になるよう全集中で管理します。
本藍染めに興味津々
令和3年2月27日(土)
このほど、海上自衛隊徳島教育航空群指令に着任された町島 敏幸 一等海佐をはじめ群の皆様が本藍染め体験にお越しくださいました。
町島群指令は阿波藍への関心が強く、阿波藍の歴史や伝統技法に関する説明に熱心に耳を傾けておられました。
持参された手ぬぐいを見事な叢雲(むらくも)柄に染め上げられ、満足のご様子でした。