活動内容

阿波藍専攻班近況報告

とくしまマルシェ ~藍フェア~

 令和3年6月27日(日)

 

 7月の「とくしま藍推進月間」を前に、とくしまマルシェの一角で「藍フェア」が開催され、本校阿波藍専攻班は本藍染め製品や食藍洋菓子の販売を行いました。

 心配された天気も持ち直し、多くの来場者で賑わいました。

 対面販売を経験できた生徒は、「お客様と接することが、こんなにも楽しい事だとは思わなかった!」と感激した様子でした。

 じかにお客様と接することで、私たちも製品もブラッシュアップできることを感じた一日となりました。

 

 

 

 

本藍染め体験にご満悦

 令和3年6月26日(土)

 

 このほど、海上自衛隊徳島教育航空群 町島群指令をはじめ5名の海上自衛隊関係者が本藍染め体験を楽しまれました。

 徳島の伝統文化である「阿波藍」に強い関心を待たれている町島群指令は、ご自身のYシャツを納得の色味に染色されご満悦の様子でした。

 県外出身の皆様が、徳島の伝統文化に触れる時間に本校を選んでいただいたことは大変光栄なことです。

 今後も、この貴重なつながりを大切にしていきます。

 

 

 

 

 

1番刈り・藍粉成し

 梅雨空の合間を狙い6月21日(月)と22日(火)の2日間、1番刈りと藍粉成しを行いました。

 除草実習を丁寧に行ってきたことが功を奏し、藍粉成し(葉と茎とに分ける工程)も順調に進みました。

 十分に乾燥させた葉は「葉藍」と呼ばれ、染料すくもの原料となります。10月にスタートする染料の製造「寝せ込み」まで、通気性のある袋に入れて貯蔵します。

 9月上旬には2番刈りを予定していますが、それまで除草や追肥を行い良質のタデアイの栽培を継続します。

 

 

 

 

matsushigate藍畑スタート!

 このほど、板野郡松茂町にオープンした交流拠点施設「matsushigate(マツシゲート)」に藍畑が併設され、本校植物活用科の阿波藍専攻生2年生6名がタデアイ苗の定植に参加しました。松茂町チャレンジ課の皆さんをはじめ松茂中学校2年生5名らとも一緒に作業を進め、楽しい雰囲気の中で交流できました。

 明治時代中期には藍産業で財を成した松茂町は、昨年度からSDGs推進事業に取り組んでおり、その一環事業として今年度からタデアイの栽培に取り組むこととなりました。本校阿波藍専攻班は、タデアイの栽培から天然染料「すくも」の製造までを協働することとなっており、日頃の学習の成果を活かすことのできる絶好の機会としてとらえています。

 

 

国府町CATVの取材

 このほど、天然酵母のパン「くまごろう」(徳島市国府町)から発売中の藍ワッサン。

 今日は、本校阿波藍専攻班の食藍への取組の様子を国府町CATVが取材に来てくださいました。

 日頃の取組を広く発信できる機会とあって、いつも以上に目を輝かせていた専攻生でした。