活動内容

阿波藍専攻班近況報告

2024全国農業高校HANASAKA収穫祭に参加しました!

 11月3日(日)、4日(月・祝)に大丸東京店で開催された2024年全国農業高校HANASAKA収穫祭に阿波藍専攻2年生4名が参加しました。慣れない県外でのイベントでしたが、普段の授業で作成した藍染め商品や食品科学科とコラボした藍クッキーの販売を通して、積極的に「阿波藍の魅力」をPRする事ができました。

 また、1日目の販売後には、JA共済連による特別セミナーに参加し、農作業における危険性をVRで体験しました。

 2日目の午前中は、参加校生徒との交流プロジェクトに参加し、本校の販売ブースでは、広島県の世羅高校と茨城県の水戸農業高校の生徒さんが一緒になって、藍染めの魅力をPRしてくださいました。

 2日間、とても貴重な経験となりました。ありがとうございました。

二番刈りの葉藍を袋詰めしました。

 9月25日(水)放課後に12HRの時間外実習で、乾燥させた藍の葉(葉藍)を袋詰めしました。計量すると119kg(前年度ー34kg)でした。4回目の切り返しで投入し、合計285kgの葉藍ですくも作りを行います。

二番刈り&藍粉成しを行いました。

 9月19日(木)は西農場の藍畑を、20日(金)は花壇のタデアイを収穫し、藍粉成しを行いました。一番刈りが予定よりも遅くなっていた影響で、昨年に比べ背丈が小さい状態でしたが、残暑厳しい中、手刈りでなんとか収穫し、粉成すことができました。10月には、今回とれた葉藍を寝せ込みに加え、良質な蒅(すくも)を作っていきます。

令和6年度とくしま生徒まんなか探究活動推進事業で香港研修に行ってきました!!

 9月15日~17日、阿波藍専攻2年生3名が香港で藍染め研修を行いました。2年前に来校してくださった、香港最大の藍農家「エリック」さんの藍染め工房を訪問し、フードウェイストを活用した染色や沈殿藍を利用した藍染めについて学ぶことができました。さらに、香港の文化にふれることで、阿波藍の魅力も再認識する事ができました。今回の経験を、今後の活動にしっかりとフィードバックしていきます。

エリックさんの藍染め工房

フードウェイストを活用した染色体験

思い思いの柄付け完成 沈殿藍を使った藍染め体験1
沈殿藍を使った藍染め体験2 沈殿藍を使った藍染め体験3
完成したストール 完成した製品と集合写真

寝せ込み(すくも作り)を開始しました。

9月18日(水)阿波藍専攻2年生8名が総合実習の時間で、寝せ込み(すくも作り)を開始しました。一番刈りでとれた葉藍166kg(前年度ー90kg)を寝床に山積みにし、まんべんなく水分を与え、よく混ぜて成形しました。これから約5日おきに打ち水と切り返しを行い、3ヶ月ほどかけて良質な蒅を作ります。