活動内容

阿波藍専攻班近況報告

東京2020大会ホストタウン相手国 応援動画(阿波藍)

 新型コロナウイルスの影響により延期された東京2020大会に向けて、ホストタウン相手国の代表チームを激励するため、昨年交流のあったネパールとカンボジア代表チームへの応援メッセージを収録しました。(収録:徳島県国際スポーツ大会課)
 阿波藍専攻班2年生8名が、ネパール組とカンボジア組とに4人ずつ別れ、それぞれの国の言葉でエールを送りました。
 この動画は編集後、徳島県のホームページやYou Tube、SNSなどで発信されることになっています。
 
 

とくしまマルシェ ~藍フェア~

7月26日(日)

 新型コロナウイルスの影響により校外での販売活動等を自粛していたため、この日が今年度初のイベントへの参加となりました。
 マスクと手袋の着用や手指消毒の実施など、ウィルス対策を行っての参加となりました。
 あいにくの空模様となりましたが、多くの方にご来場いただき、日頃の阿波藍に関する取組をPRすることができました。
 目玉商品の『藍LOVEますく』は、開店1時間後には完売となり、新しい生活様式の浸透ぶりをうかがうこともできました。
 1番刈りと藍粉成しが終わると、マスクの製作を再開します。
 
      

炎天下での藍粉成し(あいこなし)

 この日は、前日にも増して厳しい暑さに見舞われ、生徒の集中力を奪っていきました。
 前日に収穫したタデアイ約2トンに加え、新たに約1トンを収穫し「藍粉成し」(葉と茎とを分ける工程)を行いました。
 この日は、松茂町チャレンジ課から2名の女性職員が来校され、1番刈りと藍粉成しを体験されました。松茂町では、藍を活用したまちづくり事業を計画されており、今後も本校の阿波藍に関する一貫した取組を工程ごとに体験されることになっています。
 炎天下で行うこの実習では、染料すくもの原料となる「葉藍」と呼ばれる乾燥葉を作ります。新型コロナウイルスの影響により、今年度の生徒の実習が遅れていましたが、今回の長雨によりタデアイの生育が旺盛になり、葉藍の収穫量は昨年度に比べて大幅に増加しそうです。
 あと1週間程度は、1番刈りと藍粉成しが続きます。
 
 
 

1番刈り(阿波藍専攻班)

令和2年7月20日(月)
 長雨等により延び延びとなっていた、今年度1回目のタデアイの収穫「1番刈り」がようやく始まりました。
 1年生は茹だるような暑さの中、初めての実習に戸惑いつつも予定していた面積を丁寧に刈り終えました(約2,000kg)。
 翌日は、「藍粉成し」と呼ばれる葉と茎とを分ける実習です。
 このように、一つ一つの専門的な工程を体験をとおして覚えていきます。
 
 
 
 

県庁内で取組を紹介(阿波藍専攻班)

 7月の「とくしま藍推進月間」を前に、徳島県庁内の県教育委員会フロアで阿波藍専攻班の取組を紹介しています。
 活動をまとめたパネルや、染色実習で製作したTシャツやバンダナなどで推進月間に花を添えることができました。
 
 

梅雨の中休みに(阿波藍専攻班)

 貴重な晴天のもと、1番刈り直前の除草実習を行いました。染料すくもの品質向上のためには欠かすことのできない除草。イネ科やキク科の雑草を見つけては丁寧に抜き取る実習は、暑さとの戦いでもあります。
 
   

オリジナル本藍染めマスクを製作

 新型コロナウイルス感染拡大により、阿波藍専攻班にはマスク生地の染色依頼が寄せられています。
 学校再開後、ようやく本来の姿を取り戻してきたので、念願であった「阿波藍専攻班オリジナル本藍染めマスク」の製作に取り組むこととしました。
 家庭科教員の御指導により、慣れない実習にも黙々と取り組んだ2年生の専攻生。その様子を、追っかけ取材の四国放送が収録してくださいました。
 約1時間で1枚のマスクを完成させ自画自賛の専攻生。
 しばらくの間は、藍畑の管理実習と平行してマスクの製作が続きます。
 
 
 
 
 

臨時休業中の阿波藍の動き

 新型コロナウイルス感染拡大による臨時休業という長いトンネルにも、ようやく出口が見えてきました。
 皮肉なことに臨時休業に入ってから、「マスク用生地の染色を!」という本藍染めの依頼が相次ぎ、担当教員による「大人の実習」が続きました。
 この他にも、タデアイの栽培管理や藍建て(染め液造り)、寝床(染料すくも製造の土間)修繕等々。
 タデアイをはじめ、農場全体が生徒の登校を待ちわびています。
 
 
 
 

#エシカルファッション#サステナブルファッション(阿波藍)

 このほど、若者とエシカルファッションとをつなぐ活動を推進している 一般社団法人TSUNAGU(東京都)からの依頼を受け、本藍染めTシャツとソックスを染色しました。
 エシカル消費リーディングスクールとして、エシカル消費について積極的に取り組んでいる本校にとって、つながりが一つ広がりました。
 Facebookを通して東京の皆さんからも喜びと感動の声が届いています。
 今後も、「人・人権」「地球・環境」「社会・文化」に配慮した地道な活動を継続します!

#エシカルファッション #サステナブルファッション #一般社団法人TSUNAGU(東京都) #エシカル #サステナブル #藍染め #徳島 #ものづくり #靴下 #Tシャツ #つながるファッション

    
 

タデアイの発芽始まる

  令和2年3月2日、10日前に種まきを行った「白花小上粉」と「赤茎小千本」の発芽を確認。
 乾燥葉の収量増加には苗作りが大きなカギを握ることから、育苗には神経をつかいます。
    
 
 

タデアイの種まき

 令和2年2月21日(金)と2月26日(水)の2日間、タデアイの種まきを行いました。
 初めて種まきを行う2年生の阿波藍専攻生は、128穴のセルトレイに慎重に種をまきました(1穴当たり3~5粒)。
 2日間で、天然染料すくも用品種「白花小上粉」を60枚と、食藍用品種「赤茎小千本」を10枚まき終えました。
 
 
 

伝統技法を学ぶ ~絞り染め~

 このほど、阿波藍専攻班の2年生6名は、四国大学「藍の家」を訪れ、有内 則子 先生(生活科学部人間生活科学科 准教授)から藍染めの伝統的な模様の付け方(絞り染め)を教えていただきました。
 針と糸とを使った慣れない実習に悪戦苦闘しながらも、伝統技法を習得しようとコツコツと取り組みました。
 次回(2月25日)は、各自が担当した模様の仕上げの時間となり、それまでにデザインを完成させるという宿題が出されました。
 伝統の柄をハンカチやTシャツにあしらい、付加価値をつけた商品作りができるように伝統技術の習得に取り組みます。
  

   

     

まずは土作りから!

 毎年この時季恒例の藍畑への牛糞たい肥の散布を行いました。
20アール(2,000㎡)の藍畑へ約15トンの堆肥を散布するのに、植物活用科の1、2年生総出で2日かかりました。
 その後、トラクタでの耕うんを終えると、4月のタデアイ苗の定植までぐっすりと寝かせてやります。
 
   
    
 

藍色展2020

 このほど、県立21世紀館で開催された「藍色展2020」(県民文化課主催)に、本校からは「タデアイ収穫機」と「本校製すくも」を展示させていただいており、阿波藍専攻生5名が見学に訪れました。
 会場内は、徳島県内はもとより遠くは欧米からの出展もあり、様々な色やカタチで表現されている「藍」に皆一様に感動した様子でした。
 日頃の、自分たちの取組が多くの方々から認知されると共に高い評価を得ていることを知り、益々活動にも力が入りそうです。
 趣向を凝らした照明により幻想的な世界となった会場には、期間中途切れることなく来場者があったということです。
 
 

 

 

6次産業化プロデュース事業成果報告会

期日:令和2年1月25日(土)
場所:徳島県立阿南光高等学校

 今年度の「6次産業化プロデュース事業」(県教委主催)の成果報告会が開催され、本校からは本事業に関わった植物活用科阿波藍専攻生6名が参加しました。
 徳島科学技術高校や徳島商業高校との協働も5年となり、先輩から引き継いだ「阿波藍」をテーマにした商品開発について今年度の成果を発表しました。
 
専門高校での特色ある取組を進路選択に活かそうと、 会場に詰めかけた中学校の生徒や先生方も興味深そうに耳を傾けていました。
 
   
 
 

くまモンが来たモン!

 このほど、くまモンが徳島の藍染めを学ぶために来県しました。
 本校では、阿波藍に関する一貫した学習に取り組んでいる生徒の実習を見学。
 興味深そうに生徒の間をウロウロ。
 せっかくなので、全国発送する種子の選別を手伝ってもらいました。
 あの暴れん坊のくまモンからは想像できないほどの器用さに、皆一様に驚きの声を上げていました。
 楽しい時間はあっという間に過ぎていったのでした。

 
 
 
 

幼稚園児が本藍染め体験

 この時季の恒例行事となった近隣幼稚園との本藍染め体験交流を行いました。
 年長組の園児26名は、思い思いの模様を付けた木綿のハンカチを大事そうに持ってきました。
 年少組の園児も同行し、真剣な眼差しで観察していました。
 高校生は、園児の目線に合わせ丁寧に補助を務めることができました。
 最後は、高校生のトンネルをくぐって「さようなら~!」。
 お互いに、楽しい思い出の1ページとなったようです。
 
 
 

 

6回目の切り返し(阿波藍)

 11月も中旬をむかえ、朝晩の冷え込みも日ごとに厳しくなってきましたが、寝せ込み中の土間の上では葉藍が順調に発酵を続けています。
 今日は、6回目の切り返しを行いました。道半ばといったところでしょうか。今後も、
発酵温度の推移を見守りながら良質の「すくも」を 目指します。

 
 
 
 

台湾のバイヤーとの商談会(阿波藍)

10月30日(水)

 台湾のスーパーマーケットを運営する会社からバイヤーが来校し、本藍染め商品の商談会が行われました。
 過去3回、先輩たちが渡航し販売実習やマーケティングリサーチを行ってきたという実績があるものの、プレゼンを担当した生徒は緊張で笑顔も引きつっていました。
 商談会後はバイヤーの藍染め体験をエスコートし、本来の笑顔に戻りました。
 商談成立の吉報を待ちます。
 

 
 

4回目の切り返し(阿波藍)

10月30日(水)
 寝せ込み(染料すくもの製造のこと)を開始してから間もなく1ヶ月になるこの日、9月の2番刈りで収穫した葉藍(乾燥葉)60kgを混合し、4回目の切り返し(撹拌)を行いました。
 藍住町地域興し協力隊の方々と、JRT四国放送の追っかけ取材が見つめる中、手際よく実習に取り組みました。寝せ込みもいよいよ後半の大事な時期にさしかかり、気の抜けない毎日が続きます。