阿波藍専攻班近況報告
身近な外国人との染色体験活動を実施しました。
コロナ禍でも積極的な交流を行うため,身近な外国人にスポットを当て
今回は城東高校の留学生3名とALTの先生に来校してもらい,本藍染めに
よる染色体験を実施しました。
はじめは互いに緊張していた生徒たちも,染色体験を通してすぐに打ち
解け,とても良い交流活動となりました。
本藍染め体験の様子 | |
できあがった本藍染めストール | 集合写真 |
北フジgalleryに参加しました!
7月1日~7日の間,フジグラン北島にて北フジgalleryが開催されました。
本校植物活用科阿波藍専攻班では,取組の紹介パネルや本藍染め製品の展示
を行いました。
さらに,7月3日(日)には1階南側グランモールにて販売イベントを実施し
ました。食品科学科やアグリビジネス科も参加し,本藍染め商品だけでなく,
クッキーやフィナンシェ,パウンドケーキなどの焼き菓子も販売しました。
集合写真 | 阿波藍専攻生の販売ブース |
本藍染め製品の展示 |
一番刈りと藍粉成しを行いました!!
6月27日,28日の2日間,本校西農場で栽培しているタデアイ苗
〔白花小上粉〕の一番刈り及び藍粉成しを実施しました。
藍粉成しとは,収穫したタデアイ苗を蒅づくりに必要な葉と不要な茎に
分ける工程のことで,裁断機を使い苗を細かくし,巨大扇風機の風を利用
して葉と茎に分けます。
30度を超える炎天下,植物活用科の生徒はもちろん,多くの先生方に
もお手伝いいただき,無事に完了しました。今後は責任を持って蒅(すくも)
づくりを行います!
藍専用刈取機を使った一番刈り | 刈り取った藍をトラックに積み込む |
藍粉成し(葉と茎を分ける工程)の様子 | 葉藍と茎を選別し乾燥させる |
藍フェアに参加しました!
6月26日(日),しんまちボードウォークにて藍フェアが開催され,
私たち阿波藍専攻班は本藍染め商品の販売を行いました。晴天にも恵まれ
お客さんがひっきりなしに来てくださいました。
イベントの様子 |
グラウンド側の花壇にタデアイ苗を定植しました。
3年生の課題研究と1年生の総合実習の授業で,今年度初めての試みとして
グラウンド側の花壇にタデアイ苗を定植しました。
また,定植1週間後には硫安を株元に施しました。
今後もしっかりと栽培管理し,蒅(すくも)の製造につなげます。
定植したタデアイ苗に硫安を施す3年生 |
タデアイ苗栽培の近況報告です!
本校ほ場のタデアイ苗(白花小上粉)が,定植してからおよそ2ヶ月経過し,順調に
生育しています。今年は6月下旬に一番刈りを行う予定です。
順調に生育しているタデアイ苗 |
食藍を収穫しました。
植物活用科2・3年生が,食用で栽培している「赤茎小千本」を収穫しました。
無農薬で栽培した藍の苗を刈り取り,洗浄しながら葉と茎に分けました。
今後しっかりと葉を乾燥させ,パウダー状に加工後,食藍の普及活動を行います。
食藍の収穫 | 食藍の洗浄 |
「藍Loveますく」の作り方を学びました。
本校の被服室で家庭科の先生から,オリジナル商品の一つ「藍Loveますく」の製作
方法を学びました。先輩達に負けないクオリティーのマスクを作っていきます!
藍Loveますく製作実習の様子 | |
できあがった製品 |
タデアイ苗栽培の近況報告です!
それぞれのタデアイ苗を定植してから,およそ50日が経ちました。
蒅用の「白花小上粉」,食藍用の「赤茎小千本」ともに順調に生育しています。
総合実習や課題研究をはじめ,実習の時間は栽培管理を中心に行っています。
ほ場にて中耕・除草・土寄せを行う様子 | 花壇で栽培されている食藍 |
徳島インディゴソックスの試合で藍染め商品を販売しました!!
5月5日(木)こどもの日,むつみパークスタジアムにて阿波藍専攻生8名(3年生4名・2年生4名)が城西高校オリジナルの藍染め商品を販売しました。
昨年度より,徳島インディゴソックスの選手が試合で着用するソックスを本校の阿波藍専攻生が染めさせてもらっています。スタジアム入り口付近にてマフラータオルやタオルハンカチなどの藍染め商品や食藍を使用した洋菓子も販売しました。
今後もより一層連携していきたいと思います。
専攻生が始球式を務めさせてもらいました | 試合開始前にグランドで藍染めのPRをする専攻生 |
入り口付近での販売の様子① | 入り口付近での販売の様子② |
2年生がTシャツを藍染めしました。
2年生が課題研究の授業で,イベント等で着用する藍染Tシャツを染色しました。
それぞれがオリジナルのデザインを考えていました。これから様々なイベントで
活躍してくれます。ぜひ直接見に来てください。
藍建て開始!
4月21日,今年度初めての藍建てを開始しました。藍の甕に灰汁と熱湯,そして原料の蒅(すくも)を
注ぎ込みました。先輩方からの技術をしっかりと継承していきます。
藍の甕に蒅(すくも)を入れる様子 |
校内の花壇に食用の藍を定植しました。
4月19日(火)に植物活用科2年生が,生物活用の授業中に花壇に食用のタデアイ苗を
およそ500株定植しました。食用の藍は例年通り「赤茎小千本」という品種です。
食用の藍なので,無農薬で栽培します。
全員でレーキを使ったならし作業 | 等間隔に藍の苗を置く |
丁寧に定植を行う様子 | 一列に植えられた食陽の藍の苗 |
松茂中学生とタデアイ苗を定植!!
4月16日(土),マツシゲートの藍畑に松茂中学生14名と本校の阿波藍専攻生6名が,およそ
2000株の藍の苗を定植しました。今回の苗は,本校で育てた白花小上粉という品種です。
晴天に恵まれながら,松茂中学生たちと交流しながら「藍教育」を実践できました。
中学生に植え方をレクチャーする専攻生① | 中学生に植え方をレクチャーする専攻生② |
タデアイ苗を踏み込んで立たせる中学生 | 中学生と高校生の集合写真 |
タデアイ苗を定植しました。
4月2日(土)3日(日)の2日間で,阿波藍専攻生が城西高校西農場
の藍畑(2000㎡)に白花小上粉という品種のタデアイ苗を定植しました。
およそ6,500株もありましたが,皆で協力し,丁寧に植え付けました。
これから1年間かけてかん水や除草,中耕,追肥などしっかりと管理していきます。
定植を行う様子① | 定植を行う様子② |
今回植えたタデアイ苗(白花小上粉) | 定植後の藍畑 |
副知事が来校(阿波藍)
令和4年3月12日(土)
勝野美江 徳島県副知事が来校され、阿波藍6次産業化プロジェクト学習の一端をご覧いただき、本藍染めも体験されました。
徳島県の伝統文化や農業への関心が強く、生徒のプレゼンにも真剣に耳を傾けておられました。
普段は陽気な生徒も、副知事の前では終始笑顔が引きつっていました。
本藍染めオリジナル商品を納品
このほど、株式会社徳島ジャムコ様よりオリジナルデザインのタオルハンカチの製作依頼をいただき、本日その一部を納品しました。
同社は、海上自衛隊徳島教育航空群に隣接し、主に航空機の整備等を担っておられます。
TC-90型機のシルエットにTJMのロゴをあしらったシンプルなデザインですが、「カッコイイ!」の一言です。
タデアイすくすくと
2月21日(月)に種まきしたタデアイですが、3月上旬に発芽が揃い、その後の陽気も手伝い、ビニルハウス内で順調に生育しています。
約16,000株(128穴セルトレイ130枚分)のタデアイの苗が定植の時を静かに待っています。
3月22日(火)には屋外へ出し、外気温に慣らしていきます。
藍畑への定植は4月2日(土)、3日(日)を予定しています。
《3月3日の様子》
《3月15日の様子》
タデアイの種まき
肌を刺すような冷たい北風が吹く今日、タデアイの種まきを行いました。
昨年に引き続き、今年も松茂町との阿波藍の連携活動が継続することとなり、松茂町チャレンジ課からお二人が来校され、1年生と一緒に実習に取り組んでくださいました。
例年よりも30枚多い130枚の苗箱(128穴セルトレイ)を準備しました。
苗作りは栽培の肝です。良質の苗になるよう、丁寧な栽培管理に努めます。
藍の種子ネットワークづくり 通算3,000件を突破!
平成23年2月にスタートした「藍の種子ネットワークづくり」ですが、これまでに全国47都道府県より御応募をいただいており、このほど節目の3,000件に到達しました。
改めて全国の藍(愛)好家の皆様に感謝申し上げます。
今後も引き続き御応募をお待ちしております。
今年96件目の御応募で通算3,000件に到達 細かい実習に丁寧に取り組む1年生
種子の中から不純物を取り除きます 発送を待つ「小さな城西大使」
「小さな城西大使」日本最西端へ!(阿波藍)
平成23年2月にスタートした「藍の種子ネットワークづくり」も12年目を迎え、全国各地から通算で2970件を超えるご応募をいただいています。
このほど、日本最西端の与那国島から初めてのご応募をいただきました。
改めて、全国各地の藍(愛)好家の皆様に厚くお礼申し上げます。
今後も引き続き「小さな城西大使」を全国津々浦々へ派遣します。
良い染色には、まず土作りから(阿波藍)
毎年、この時季の植物活用科の風物詩となっている、藍畑への元肥施肥が終わりました。藍畑20アール(2,000㎡)に牛糞堆肥20トン、油かす200kgを2日間かけて均一に施肥しました。
トラクターで耕うんした後は、3月下旬の苗の定植まで寝かせてやります。
良い染色のためには、まず土作りを大切にしています。
園児の藍染め体験をエスコート
今日は、本校に隣接する加茂名南幼稚園の園児13名が2班に分かれて来校し、本校の植物活用科阿波藍専攻班の2年生13名と本藍染めをとおした交流を行いました。
いつもは受け身がちな専攻生ですが、園児を優しくエスコートする姿は頼もしく見えました。
この一年もコロナ禍により、対面での交流が制限されてきましたが、2年生の専攻生は次期主力へと着実に成長しています。
北海道伊達高等養護学校とのオンライン交流(阿波藍)
このほど、北海道伊達高等養護学校からの依頼を受け、阿波藍に関する取組の紹介を兼ねたオンラインでの交流を行いました。
北海道の南部に位置する伊達市でもタデアイの栽培が盛んで、徳島県に次いで全国2位の栽培面積を誇るのだとか。
「藍染めを地域の活性化に繋げたい!」という本校ともリンクする熱い思いに共感しました。
今後も交流を継続し、タデアイの栽培や染料すくもの製造、伝統技法の染色液による染色など、一貫した工程に関する互いのスキルアップに繋げていきたいです。
文字通り「インディゴソックス」
このほど、四国アイランドリーグ「徳島インディゴソックス」のスポンサーであり、同球団にソックスを提供している「東光株式会社」様より、来シーズンのソックス染色の依頼を頂きました。
地元の伝統産業である「阿波藍」について、タデアイの栽培から染料の製造、伝統技法の染色液による染色とその商品販売までを高校生が一貫して行っていることに大きなストーリー性を感じていただいての染色依頼となりました。
心を込めた丁寧な染色に努めますが、インディゴソックスの選手との交流があるかもしれないと思うと今から楽しみになってきました。
6次産業化実践教育ステップアップ事業(阿波藍)
12月18日(土)
本校(農業)と徳島科学技術高校(工業)、徳島商業高校(商業)の3校協働による「6次産業化実践教育ステップアップ事業」(徳島県教育委員会教育創生課)の連携活動を行いました。
7年目の今年度は、昨年度までの食藍の成果物を見直し、食藍パウダーの配合割合を変えたり、新たな食藍シリーズを追加することとしました。
3校の代表生徒らによる食味検査により、マドレーヌとクッキーについては、それまでの食藍パウダー5%配合を2%配合としました。
フィナンシェについては、意見が分かれたため従来の5%配合を残しつつ、2%配合も追加することとしました。
これらの商品に加え、本年度は「チュチュチュロスカフェ」との連携により、食藍チュロス(食藍パウダー2%配合)も仲間入りさせることとしました。
当日は、寒風が吹き抜ける商店街に多くのお客様にお越しいただき、マドレーヌとクッキー、フィナンシェは完売。チュロスも35本を販売することができました。
今後も、3校による連携活動で阿波藍の新たなカタチを模索していきます。
寝せ込み終了!(阿波藍専攻班)
10月13日(水)にスタートした「寝せ込み(天然染料すくもの製造)」ですが、これまでに10回の「切り返し(打ち水と撹拌)」を重ね、ようやく12月7日(火)に叺(かます:ワラで編んだ袋)への詰め込みとなりました。
しかし、これで染料が完成したわけではなく、半年以上熟成させた来夏に染色液に使用することとなります。
今年は、松茂町チャレンジ課や松茂町地域おこし協力隊との連携により、松茂町で収穫されたタデアイも一緒に寝せ込みました。
来年もこの連携が継続され、阿波藍文化を継承するための連携がさらに強化されることを願っています。
天然染料すくも完成間近!
2ヶ月前にスタートした「寝せ込み(天然染料すくもの製造)」ですが、これまでに10回の「切り返し(水を打って撹拌すること)」を行いました。
本校の卒業生であり現代の名工の藍師 佐藤 好昭 氏からの御指導を忠実に守ってきたことが功を奏し、近年は70℃前後の発酵熱も長期間継続するようになりました。
いよいよ次回は、叺(かます)への詰め込み実習です。その後は、半年以上の熟成期間に入ります。
染料完成まではまだまだ道半ばと言ったところです。
自衛隊尽くしの一日(阿波藍専攻班)
11月23日(火)「勤労感謝の日」
この日は、自衛隊の皆様が本藍染め体験にお越しくださいました。
午前中は、海上自衛隊徳島教育航空群の町島群司令が、ご自身の帽子などを持ち込まれ染色を楽しまれました。群司令は藍染めや阿波藍文化について強い関心をお持ちで、本校へは度々お越しになっておられます。
午後は、自衛隊徳島地方協力本部の皆様がお越しになり、阿波藍専攻班の取組や阿波藍の歴史について理解を深められました。本藍染めも楽しまれたり、染料を製造している寝床の見学もしていただいたりと中身の濃い時間を過ごされました。
自衛隊の皆様とは、阿波藍をとおして貴重なつながりを構築しています。今後、さらに活発な交流や連携につながるよう、阿波藍専攻班の可能性を模索します。
染色した帽子と竹筒にご満悦の町島群司令(左)と竹崎隊員 / 自衛隊徳島地方協力本部の皆様と3年生の専攻生(前列右2名)
あいずみスマイリーマルシェで藍染め体験!
2年ぶりに参加させていただいた「あいずみスマイリーマルシェ」(板野郡藍住町勝瑞)では、初めて本校の染色液を会場に持ち込んで藍染め体験ブースを運営しました。
前日に会場に持ち込んでおいた染色液は、一晩中加温していたこともあり出足は順調でしたが、午後には調子が悪くなり十分な色が出ませんでした。改めて、屋外でのイベントの難しさを痛感しました。
海上自衛隊徳島教育航空群の基地祭で藍染め体験!
このほど、海上自衛隊徳島教育航空群で開催された「開隊63周年行事」に参加させていただきました。新型コロナウイルス感染拡大規模を縮小しての開催でしたが、藍染め体験ブースは全国各地からお越しの隊員のご家族の笑顔であふれました。
私たちの日頃の学習活動を、広く発信できた有意義な一日となりました。
寝せ込み順調です!(阿波藍)
天然染料すくもの製造を意味する「寝せ込み」。
5日~7日ごとに行う「切り返し(打ち水と撹拌)」は5回を終え、発酵温度は70℃の大台を超えました。
いよいよ本格的な発酵に突入といったところです。
寒くても「寝床」と呼ばれる土間の上では素足での実習です。発酵の熱やアンモニア臭を直に感じながら、伝統の技術習得に汗を流しています。
海上自衛隊徳島教育航空群より感謝状を頂きました!
このほど、本藍染め体験やオリジナルグッズの製作などで連携や交流を行っている海上自衛隊徳島教育航空群より感謝状を頂きました。
11月1日が「自衛隊記念日」であることから、徳島教育航空群で開催された式典に出席させていただきました。
2年生の阿波藍専攻生2名は、完成したばかりの本藍染めオリジナルグッズを隊員の方へお渡しする機会を得ました。すごく緊張していたようで、マスク越しに引きつった笑顔が分かりました。
今後もこのご縁を大切にし、連携と交流を継続していきます。
第72回日本学校農業クラブ全国大会(阿波藍)
このほど、兵庫県で開催された第77回日本学校農業クラブ全国大会。3年生の阿波藍専攻班5名は、プロジェクト発表会分野Ⅲ類に四国ブロック代表として出場しました。
四国大会終了後、全国大会に向けて休日返上で練習に取り組んできましたが、残念ながら入賞には至りませんでした。
全国9ブロックの代表の発表から、大きな刺激を受けて帰ってきました。
出場しなければ感じることのできない緊張感や達成感は、人生の宝物になったようです。
「全国大会入賞は後輩へ託す!」今後も、阿波藍の伝統を次代へつなぐ取組を継続します。
1回目切り返し(阿波藍専攻班)
10月13日(水)にスタートした今年の「寝せ込み(天然染料すくもの製造)」ですが、本日、1回目の「切り返し(打ち水と撹拌)」を行いました。
順調に発酵している様子で、発酵温度は57℃を超えてきました。
2年生の阿波藍専攻生は、発酵熱を直に感じながら手際よく実習を進めました。
打ち水の加減や、葉藍の塊を細かく砕くなど専門的な技術習得の道のりは、果てしなく遠い感じがしました。
染料「すくも」の製造を開始!
本日、「寝せ込み」(染料の製造)をスタートさせました。
今年は、マツシゲート(板野郡松茂町)で収穫された葉藍も一緒に寝せ込むこととなり、松茂町からチャレンジ課と地域おこし協力隊の皆さんが参加してくださいました。
6月下旬に収穫した1番刈りの葉藍に水を打ち、十分に撹拌した後に整形して寝かせました。
2年生の阿波藍専攻生も慣れない手つきで実習に取り組みましたが、本日からの約2ヶ月間は染料の善し悪しに関わる緊張の日々となります。
トイレの本藍染め暖簾を新調
5年前から、校内10カ所の生徒用トイレに設置してきた「本藍染め暖簾」。このほど、全ての暖簾を新調し気分を一新しました。
本校ならではの風景です。植物活用科の生徒が、心を込めて染色しました。
以前の暖簾も染め直しを行い、長く使用していきます。
海上自衛隊徳島教育航空群とのコラボレーション!(阿波藍)
このほど、海上自衛隊徳島教育航空群より「本藍染めの群オリジナルグッズを製作して欲しい!」との依頼を受け、只今、丁寧な手仕事を進めています。
オリジナルグッズ(マフラータオル、タオルハンカチ、マスク)は、徳島教育航空群の皆さんがご使用になるということで、徳島で任務に当たられた記念としてご愛用いただければ大変有り難いです。
今後も、徳島教育航空群の皆さんとの交流を継続し、オリジナルグッズの一般販売も模索したいと考えています。
2番刈りと藍粉成し(阿波藍)
待ちに待った今年の2番刈りと藍粉成しですが、本日ようやく終了することができました。
2,000㎡分のタデアイの収穫と、葉と茎とを分ける「藍粉成し」とをたった1日で完了することができ、生徒もタデアイに負けずたくましく成長していることを確認できました。
藍粉成しで分けられた茎は、一冬で堆肥にし翌春に藍畑へ投入します。
四国ブロック代表に!(阿波藍専攻班)
第72回日本学校農業クラブ四国大会(令和3年度高知大会)
プロジェクト発表会 分野Ⅲ類(ヒューマンサービス) 最優秀賞受賞!
城西発!次代へつなぐJAPAN BLUE!第12章
~阿波藍伝統技法の継承と広がる連携の輪~
プロジェクト発表会 分野Ⅲ類に徳島県代表として出場した3年生阿波藍専攻班は、夏休み返上で発表の練習に取り組んできましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、活動記録簿の審査と、発表の様子を録画したDVDの審査となりました。
その結果、プロジェクト発表会では徳島県勢として5年ぶりとなる全国大会出場の切符を手にすることができました。ちなみに、5年前に出場したのも阿波藍専攻班の先輩たちでした。
10月下旬に兵庫県での開催が予定されている全国大会ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が心配されます。
いずれにせよ、今できる事に精一杯向き合い、着々と準備を進めていきます。
スポーツと伝統文化の融合(阿波藍)
このほど、徳島市体育振興公社より職員の皆さんが来校し、職場で着用するTシャツを本藍染めされました。
市体育振興公社では、スポーツ教室に参加される方に郷土の伝統文化にも触れていただく機会を創出したいとのことで、まずは職員の皆さんがオリジナルTシャツを着用し機運を盛り上げていくそうです。
素晴らしい企画に協力できることに感謝しかありません。
マツシゲ藍の収穫と藍粉成し
このほど、板野郡松茂町の交流拠点施設「matsushigate(マツシゲート)」の藍畑で栽培されたタデアイを収穫し、本校で藍粉成し(葉と茎とを分ける工程)を行いました。
5月に定植した小さな苗は、地域おこし協力隊員の愛情を受けて立派に生育していました。藍粉成しには松茂町職員や地域おこし協力隊員も参加し、本校生徒と協働していただきました。
「マツシゲ藍」の実現に向け、一歩ずつ確実に前進しています。
マルシェで「たたき染め」
令和3年8月8日(日)
この日、板野郡松茂町の多目的交流施設「matsushigate(マツシゲート)」で開催された「まつしげマルシェ」に参加させていただきました。
matsushigateの藍畑で収穫したタデアイの生葉を使い「たたき染め」のイベントを行いました。
この日も猛暑日となりましたが、予想を上回るお客様に体験していただくことができました。
今後も松茂町との連携を継続し、一人でも多くの方に「藍の魅力」を感じていただけるよう努めます。
文部科学大臣政務官が本藍染め体験
このほど、鰐淵 洋子 文部科学大臣政務官が来校し、植物活用科阿波藍専攻班の取組を視察されました。
阿波藍の6次産業化や、エシカルファッションの企業との連携に取り組んでいることなどを紹介すると強い関心を寄せていただき、今後の活動へのエールをいただきました。
限られた時間の中で、政務官のお人柄に直に触れることができた専攻生は、目を輝かせながら今後の取組の更なる発展を誓っていました。
コロナ終息を願って本藍染めの「のぼり」を奉納
このほど、快(こころよし)神社(徳島市南佐古七番町)へ、医療関係者への感謝とコロナウイルスの終息を願い、本藍染めの幟を奉納させていただきました。
2月に染色させていただいた幟は、風雨や日光にさらされ色抜けが激しかったので染め直しさせていただくこととしました。
帰り際にオリジナルの「御朱印」をいただき上機嫌の専攻生でした。
内閣府特命担当大臣が来校
このほど、消費者教育の現場視察のため 井上 信治 内閣府特命担当大臣が来校されました。
3年生の阿波藍専攻生5名は、先輩から引き継いだ6次産業化の学習の様子を説明し、その後、大臣の本藍染め体験をお手伝いさせていただきました。
何度も練習を重ねた甲斐があり、スムーズに進行でき、大臣にも本藍染めを楽しんでいただくことができました。
貴重な経験ができた5人は、少し度胸が付いたようです。
とくしまマルシェ ~藍フェア~
令和3年6月27日(日)
7月の「とくしま藍推進月間」を前に、とくしまマルシェの一角で「藍フェア」が開催され、本校阿波藍専攻班は本藍染め製品や食藍洋菓子の販売を行いました。
心配された天気も持ち直し、多くの来場者で賑わいました。
対面販売を経験できた生徒は、「お客様と接することが、こんなにも楽しい事だとは思わなかった!」と感激した様子でした。
じかにお客様と接することで、私たちも製品もブラッシュアップできることを感じた一日となりました。
本藍染め体験にご満悦
令和3年6月26日(土)
このほど、海上自衛隊徳島教育航空群 町島群指令をはじめ5名の海上自衛隊関係者が本藍染め体験を楽しまれました。
徳島の伝統文化である「阿波藍」に強い関心を待たれている町島群指令は、ご自身のYシャツを納得の色味に染色されご満悦の様子でした。
県外出身の皆様が、徳島の伝統文化に触れる時間に本校を選んでいただいたことは大変光栄なことです。
今後も、この貴重なつながりを大切にしていきます。
1番刈り・藍粉成し
梅雨空の合間を狙い6月21日(月)と22日(火)の2日間、1番刈りと藍粉成しを行いました。
除草実習を丁寧に行ってきたことが功を奏し、藍粉成し(葉と茎とに分ける工程)も順調に進みました。
十分に乾燥させた葉は「葉藍」と呼ばれ、染料すくもの原料となります。10月にスタートする染料の製造「寝せ込み」まで、通気性のある袋に入れて貯蔵します。
9月上旬には2番刈りを予定していますが、それまで除草や追肥を行い良質のタデアイの栽培を継続します。
matsushigate藍畑スタート!
このほど、板野郡松茂町にオープンした交流拠点施設「matsushigate(マツシゲート)」に藍畑が併設され、本校植物活用科の阿波藍専攻生2年生6名がタデアイ苗の定植に参加しました。松茂町チャレンジ課の皆さんをはじめ松茂中学校2年生5名らとも一緒に作業を進め、楽しい雰囲気の中で交流できました。
明治時代中期には藍産業で財を成した松茂町は、昨年度からSDGs推進事業に取り組んでおり、その一環事業として今年度からタデアイの栽培に取り組むこととなりました。本校阿波藍専攻班は、タデアイの栽培から天然染料「すくも」の製造までを協働することとなっており、日頃の学習の成果を活かすことのできる絶好の機会としてとらえています。