阿波藍専攻班近況報告
天然染料すくもの製造中!(阿波藍)
10月12日にスタートした寝せ込み(染料すくもの製造)ですが、これまでに3回の切り返し(打ち水と撹拌)を行い、順調に発酵が進んでいます。
寝床(土間)は、染料を生み出す神聖な場所であることから、実習は素足で行っています。60℃前後の発酵熱や強烈なアンモニア臭にむせびながらの切り返しはまだまだ序盤です。次回は、2番刈りの葉藍を混入します。
本藍染めマスク販売決定!
お待たせいたしました!
四国放送「ゴジカル!」でも紹介させていただきました本校植物活用科 阿波藍専攻班オリジナルマスク 「藍LOVEますく」 の 販売が決定 いたしました。
詳細については以下のとおりです。
◆日時: 令和2年10月31日(土)午前11時~
◆場所: 障がい福祉サービス事業所 街の中の喫茶店あっぷる
(徳島市南庄町五丁目13-1)
◆ 先着50名様限定 ※お一人様1枚とさせていただきます※
寝せ込み開始!(阿波藍)
10月12日(月)
天然染料「すくも」の製造を意味する「寝せ込み」をスタートさせました。
これまでは10月の第1週に寝せ混みをスタートさせていましたが、新型コロナウイルスの影響により工程全体が例年に比べて2週間以上遅れたためこの時期の開始となりました。
本日は、1番刈りで収穫した乾燥葉(葉藍)200kgを寝床と呼ばれる土間に山積みし、水を打って十分に撹拌しました。
明日以降の発酵温度の推移を確認するのが楽しみです。
大塚製薬美馬工場の皆さんが来校(阿波藍)
このほど、工場従業員のポロシャツ染色の依頼をいただいている大塚製薬株式会社徳島美馬工場より、竹内工場長様をはじめ7名の従業員の皆様が来校され、阿波藍6次産業化の一端をご覧になりました。
ポロシャツの本藍染め体験もされ、生き物相手の手間のかかる作業であることもご理解いただけた様子でした。
海上自衛隊の皆さんが本藍染め体験
令和2年10月3日(土)
このほど、海上自衛隊徳島教育航空群より群指令の山内一等海佐をはじめ4名の皆さんが本藍染め体験にお越しくださいました。
藍色に48種類もの呼び名があることや、藍染めのメカニズム、さらには機能性などに強い関心を持たれた様子でした。
エシカルで新たなコラボ(阿波藍)
このほど、株式会社YinYang(京都府京田辺市)から、本校の阿波藍に関する取組を体験するために一人の女性社員が来校されました。
同社は、『毎日の暮らしと自然をつなぐヨガウェア』をコンセプトに、やわらかな着心地や厳選された素材、さらには環境に配慮した製法にこだわって製品作りをされるなど、エシカル消費に積極的に取り組まれている会社です。
縁あって来年の同社新製品の染色を阿波藍専攻班が担当させていただくこととなり、今回の来校はその打ち合わせを兼ねてのものでした。
2番刈りと藍粉成し、そして本藍染めを堪能され、本校の取組に好印象を持たれた様子でした。
改めて、有り難いつながりと新たなコラボレーションの誕生に感謝申し上げます。
コックコートを本藍染め
令和2年9月27日(日)
本日は、天然酵母パンのお店「くまごろう」の皆さんが本藍染めを体験されました。
日頃着用されているコックコートや前掛けを持ち込まれ、納得いくまで染色を楽しまれました。
まさに天然灰汁発酵建てと天然酵母とのコラボレーションです。
本藍染めの仕事着。ホンマにカッコエエ!の一言に尽きます。
本藍染め体験をとおした交流
10月21日(月)敬老の日
このほど、 NPO法人環境首都とくしま創造センター からの依頼により、「天然灰汁発酵建て本藍染め」の 体験イベント を担当させていただきました。
参加された皆さんには、 伝統技法 の染め液や 本藍染め 製品が 人や環境に優しい ものであることを 広報 していただくようにとお願いしました。
アシスタント役の阿波藍専攻生も 大活躍 の半日となりました。
雑誌社の取材(阿波藍)
世界中の美しい風景や文化を「旅」をとおして紹介するトラベルカルチャーマガジン「TRANSIT(トランジット)」(年間4回の季刊発行)。
このほど、「日本の青」をテーマに特集を組むこととなり、その一角に本校の阿波藍に関する取組を紹介していただけることとなりました(12月発刊予定)。
いつものはじけるような笑顔も、カメラを向けられると何だか、ぎこちなかったです。
四国放送「ゴジカル!」に出演(阿波藍)
令和2年8月26日(水)
このほど、JRT四国放送 夕方の情報番組 「ゴジカル!」 に出演させていただき、日頃の阿波藍に関する取組を紹介させていただきました。
今回は、新型コロナウイルス感染拡大による 「新しい生活様式」 に不可欠なアイテムとなった 「マスク」 を、阿波藍専攻生が製作・販売する様子を中心に放送していただきました。
ただ、 「藍LOVEますく」 は 只今在庫切れ の状態です。タデアイの栽培管理等と平行してマスクの製造も行いますが、販売日時や場所が決まり次第 (10月以降の予定) 、 学校ホームページ等でお知らせ いたしますので、 お電話でのお問合せはご遠慮ください。