阿波藍専攻班近況報告
台湾のバイヤーとの商談会(阿波藍)
10月30日(水)
台湾のスーパーマーケットを運営する会社からバイヤーが来校し、本藍染め商品の商談会が行われました。
過去3回、先輩たちが渡航し販売実習やマーケティングリサーチを行ってきたという実績があるものの、プレゼンを担当した生徒は緊張で笑顔も引きつっていました。
商談会後はバイヤーの藍染め体験をエスコートし、本来の笑顔に戻りました。
商談成立の吉報を待ちます。
4回目の切り返し(阿波藍)
10月30日(水)
寝せ込み(染料すくもの製造のこと)を開始してから間もなく1ヶ月になるこの日、9月の2番刈りで収穫した葉藍(乾燥葉)60kgを混合し、4回目の切り返し(撹拌)を行いました。
藍住町地域興し協力隊の方々と、JRT四国放送の追っかけ取材が見つめる中、手際よく実習に取り組みました。寝せ込みもいよいよ後半の大事な時期にさしかかり、気の抜けない毎日が続きます。
キタ チャレンジ フェスタ2019に出店(阿波藍)
阿波藍専攻班は10月19日(土)、20日(日)の2日間、松茂町で開催されたイベントに出店させていただきました。
お客様からは、今後の商品開発につながる貴重なご意見をいただくなど有意義な時間となりました。
私たちの取組を初めて知ったという方もおられ、今後も地域に根ざした広報活動を推進していく必要があると感じました。
ご来場いただきました皆様、本当に有り難うございました。
2回目切り返し(阿波藍)
令和元年10月16日(水)
1週間ごとの切り返しは、この日が2回目。
修学旅行中の2年生に代わり、3年生が行いました。
昨年の経験を活かし、手際良く短時間で完遂しました。
さすが3年生です。
徐々に発酵が進み、切り返し翌日の朝には最高温度を記録。
いよいよ本格的な発酵が始まったという感じです。
寝せ込みもこれからが本番と言ったところでしょうか。
1回目 切り返し(阿波藍)
天然染料「すくも」の製造である「寝せ込み」をスタートさせて1週間になったこの日、1回目の「切り返し」(打ち水後に撹拌を行う実習)を行いました。
初めて経験する2年生の専攻生は、匂いや湯気に尻込みしていましたが、最後まで頑張りました。
匂いも発酵熱もまだまだこれからであることを知った専攻生の表情が凍り付いていました(笑)。
寝せ込みスタート!(阿波藍)
令和元年10月2日(水)
今年度の「寝せ込み」(天然染料「すくも」の製造)をスタートさせました。
2年生の阿波藍専攻製は初めての実習内容に戸惑いつつも、指示どおりに手際よく完遂できました。(素足で土間に上がるのに一番抵抗があったようです。)
「すくも」完成までの約2ヶ月間、目に刺さるような強烈なアンモニア臭や70℃に達する発酵熱に耐えながら、1週間ごとに行う「打ち水と切り返し」を重ねていき ま す。
6次産業化プロデュース事業連携活動(阿波藍)
今年度で5年目となる「農工商連携 6次産業化プロデュース事業(県教育委員会主催)」の連携活動が本校で開催されました。
「食藍」をテーマにした連携活動には、本校と徳島科学技術高校、徳島商業高校から代表生徒8名が参加し、藍マドレーヌの製造実習に取り組みました。
本校食品科学科の教員の指導により、納得のいく商品を製造することができました。
これらの商品は、10月13日(日)に大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム前で3校が協働で販売することとなっています。
2番刈りと藍粉成し終了!
昨年は相次ぐ台風に見舞われ、断念せざるを得なかった2番刈りと藍粉成し。
今年は、素晴らしい天候に恵まれ無事完遂できました。
10月上旬にスタートする寝せ込み(染料すくもの製造)に向けて、葉藍(乾燥葉)選別の日々です。
石川県小松市での藍の交流会
このほど、昨年度から交流のある石川県の放課後子ども教室「星の子Club」より依頼を受け、藍染め交流会へ参加しました。
小松市周辺でも、昔は藍染めの文化があったそうで、子どもたちの活動をとおして藍染め文化の復活に向けた取組がスタートするとのことでした。
本校の取組や製品の紹介には大きな反響があり、製品作りが忙しくなりそうです。
今後もこれらのつながりを大切にし、JAPAN BLUE が全国各地のそれぞれの地域ならではの色で表現されるよう、微力ながら協力を継続します。
G20消費者政策国際会合スタディーツアー
9月5日、6日の2日間、徳島市で開催されたG20消費者政策国際会合。
その会合に出席していた37の国と地域の消費者行政の担当者約100名が来校し、本藍染めを体験しました。
本校が推進する消費者教育(エシカル消費)や、阿波藍文化を次代へつなぐ取組などを広く世界へ発信できました。