活動内容

阿波藍専攻班近況報告

寝せ込みスタート!(阿波藍)

 令和元年10月2日(水)
 今年度の「寝せ込み」(天然染料「すくも」の製造)をスタートさせました。
 2年生の阿波藍専攻製は初めての実習内容に戸惑いつつも、指示どおりに手際よく完遂できました。(素足で土間に上がるのに一番抵抗があったようです。)
 「すくも」完成までの約2ヶ月間、目に刺さるような強烈なアンモニア臭や70℃に達する発酵熱に耐えながら、1週間ごとに行う「打ち水と切り返し」を重ねていき
す。
 
 
 
 

6次産業化プロデュース事業連携活動(阿波藍)

 今年度で5年目となる「農工商連携 6次産業化プロデュース事業(県教育委員会主催)」の連携活動が本校で開催されました。
 「食藍」をテーマにした連携活動には、本校と徳島科学技術高校、徳島商業高校から代表生徒8名が参加し、藍マドレーヌの製造実習に取り組みました。
 本校食品科学科の教員の指導により、納得のいく商品を製造することができました。
 これらの商品は、10月13日(日)に大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム前で3校が協働で販売することとなっています。
 
 
 

2番刈りと藍粉成し終了!

 昨年は相次ぐ台風に見舞われ、断念せざるを得なかった2番刈りと藍粉成し。
 今年は、素晴らしい天候に恵まれ無事完遂できました。
 10月上旬にスタートする寝せ込み(染料すくもの製造)に向けて、葉藍(乾燥葉)選別の日々です。
 
 
 
 

石川県小松市での藍の交流会

 このほど、昨年度から交流のある石川県の放課後子ども教室「星の子Club」より依頼を受け、藍染め交流会へ参加しました。
 小松市周辺でも、昔は藍染めの文化があったそうで、子どもたちの活動をとおして藍染め文化の復活に向けた取組がスタートするとのことでした。
 本校の取組や製品の紹介には大きな反響があり、製品作りが忙しくなりそうです。
 今後もこれらのつながりを大切にし、JAPAN BLUE が全国各地のそれぞれの地域ならではの色で表現されるよう、微力ながら協力を継続します。

 



 

G20消費者政策国際会合スタディーツアー

 9月5日、6日の2日間、徳島市で開催されたG20消費者政策国際会合。
 その会合に出席していた37の国と地域の消費者行政の担当者約100名が来校し、本藍染めを体験しました。
 本校が推進する消費者教育(エシカル消費)や、阿波藍文化を次代へつなぐ取組などを広く世界へ発信できました。