活動内容

阿波藍専攻班近況報告

「小さな城西大使」日本最西端へ!(阿波藍)

 平成23年2月にスタートした「藍の種子ネットワークづくり」も12年目を迎え、全国各地から通算で2970件を超えるご応募をいただいています。

 このほど、日本最西端の与那国島から初めてのご応募をいただきました。

 改めて、全国各地の藍(愛)好家の皆様に厚くお礼申し上げます。

 今後も引き続き「小さな城西大使」を全国津々浦々へ派遣します。

 

良い染色には、まず土作りから(阿波藍)

 毎年、この時季の植物活用科の風物詩となっている、藍畑への元肥施肥が終わりました。藍畑20アール(2,000㎡)に牛糞堆肥20トン、油かす200kgを2日間かけて均一に施肥しました。

 トラクターで耕うんした後は、3月下旬の苗の定植まで寝かせてやります。

 良い染色のためには、まず土作りを大切にしています。

 

 

園児の藍染め体験をエスコート

 今日は、本校に隣接する加茂名南幼稚園の園児13名が2班に分かれて来校し、本校の植物活用科阿波藍専攻班の2年生13名と本藍染めをとおした交流を行いました。

 いつもは受け身がちな専攻生ですが、園児を優しくエスコートする姿は頼もしく見えました。

 この一年もコロナ禍により、対面での交流が制限されてきましたが、2年生の専攻生は次期主力へと着実に成長しています。

 

 

 

 

北海道伊達高等養護学校とのオンライン交流(阿波藍)

 このほど、北海道伊達高等養護学校からの依頼を受け、阿波藍に関する取組の紹介を兼ねたオンラインでの交流を行いました。

 北海道の南部に位置する伊達市でもタデアイの栽培が盛んで、徳島県に次いで全国2位の栽培面積を誇るのだとか。

 「藍染めを地域の活性化に繋げたい!」という本校ともリンクする熱い思いに共感しました。

 今後も交流を継続し、タデアイの栽培や染料すくもの製造、伝統技法の染色液による染色など、一貫した工程に関する互いのスキルアップに繋げていきたいです。

 

 

 

 

文字通り「インディゴソックス」

 このほど、四国アイランドリーグ「徳島インディゴソックス」のスポンサーであり、同球団にソックスを提供している「東光株式会社」様より、来シーズンのソックス染色の依頼を頂きました。

 地元の伝統産業である「阿波藍」について、タデアイの栽培から染料の製造、伝統技法の染色液による染色とその商品販売までを高校生が一貫して行っていることに大きなストーリー性を感じていただいての染色依頼となりました。

 心を込めた丁寧な染色に努めますが、インディゴソックスの選手との交流があるかもしれないと思うと今から楽しみになってきました。