活動内容

阿波藍専攻班近況報告

染料「すくも」の製造を開始!

 本日、「寝せ込み」(染料の製造)をスタートさせました。

 今年は、マツシゲート(板野郡松茂町)で収穫された葉藍も一緒に寝せ込むこととなり、松茂町からチャレンジ課と地域おこし協力隊の皆さんが参加してくださいました。

 6月下旬に収穫した1番刈りの葉藍に水を打ち、十分に撹拌した後に整形して寝かせました。

 2年生の阿波藍専攻生も慣れない手つきで実習に取り組みましたが、本日からの約2ヶ月間は染料の善し悪しに関わる緊張の日々となります。

 

 

 

トイレの本藍染め暖簾を新調

 5年前から、校内10カ所の生徒用トイレに設置してきた「本藍染め暖簾」。このほど、全ての暖簾を新調し気分を一新しました。

 本校ならではの風景です。植物活用科の生徒が、心を込めて染色しました。

 以前の暖簾も染め直しを行い、長く使用していきます。

 

 

 

 

海上自衛隊徳島教育航空群とのコラボレーション!(阿波藍)

 このほど、海上自衛隊徳島教育航空群より「本藍染めの群オリジナルグッズを製作して欲しい!」との依頼を受け、只今、丁寧な手仕事を進めています。

 オリジナルグッズ(マフラータオル、タオルハンカチ、マスク)は、徳島教育航空群の皆さんがご使用になるということで、徳島で任務に当たられた記念としてご愛用いただければ大変有り難いです。

 今後も、徳島教育航空群の皆さんとの交流を継続し、オリジナルグッズの一般販売も模索したいと考えています。

 

 

2番刈りと藍粉成し(阿波藍)

 待ちに待った今年の2番刈りと藍粉成しですが、本日ようやく終了することができました。

 2,000㎡分のタデアイの収穫と、葉と茎とを分ける「藍粉成し」とをたった1日で完了することができ、生徒もタデアイに負けずたくましく成長していることを確認できました。

 藍粉成しで分けられた茎は、一冬で堆肥にし翌春に藍畑へ投入します。

 

 

 

 

 

四国ブロック代表に!(阿波藍専攻班)

第72回日本学校農業クラブ四国大会(令和3年度高知大会) 

プロジェクト発表会 分野Ⅲ類(ヒューマンサービス) 最優秀賞受賞!

城西発!次代へつなぐJAPAN BLUE!第12章

~阿波藍伝統技法の継承と広がる連携の輪~

 

 

 プロジェクト発表会 分野Ⅲ類に徳島県代表として出場した3年生阿波藍専攻班は、夏休み返上で発表の練習に取り組んできましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、活動記録簿の審査と、発表の様子を録画したDVDの審査となりました。

 その結果、プロジェクト発表会では徳島県勢として5年ぶりとなる全国大会出場の切符を手にすることができました。ちなみに、5年前に出場したのも阿波藍専攻班の先輩たちでした。

 10月下旬に兵庫県での開催が予定されている全国大会ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が心配されます。

 いずれにせよ、今できる事に精一杯向き合い、着々と準備を進めていきます。